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手を離して数歩
ふとヌナを見ると
立ち止まって手を抱き抱えるようにしてた
「どうしたの？」
って言うと
手を見つめながら
「解らない」
って...
強く...握りすぎた？
ホントは
もう一度手を出してヌナを引き寄せたいけど
ちらほら人影が見えて
躊躇した
ヌナは仕事にかけてるから
俺なんかの事でまだ邪魔はできないし
何より
ヌナが俺の気持ちに気付くまで
ヌナがヌナの気持ちに気付くまでは
離れる訳にいかないから
「ヌナ？行こう？(笑)」
手招きすると
小走りに俺の隣に来て
うん。
って頷いた
それが、無意識ってのがヤバイ(笑)
だって、何かがこみ上げてくるだろ？
待つよヌナ、こんな風に
ヌナが好きだから
ヌナが俺の気持ちに追いつくまで...
待つ
とは思ったけど
あれから３ヶ月
週に3日はヌナの家に泊まって
メンバー的には“公認”らしい
公認とか(笑)
実態もないのに？(笑)
もう、笑うしかない
“覚悟しとけ”
とか言ってたくせに
結局俺だけが溺れててさ...
俺の胸元で、幸せそうな顔をして眠るヌナが
ちょっと恨めしい
明日から離れるのに
ヌナは平気？
ムカつく
ムカつくから
まだ起きなくていい時間だけど
少しでも長くヌナがみたくて
少しでも長く俺を見て欲しくて
感じて欲しくて
ヌナの鼻をつまんでやった
眉が寄って
「んっ」
て(笑)
「ヌーナ、起きて？
お腹すいた(笑)」
「んー
もう時間？」
なんて言いながら
猫みたいにオデコを俺の胸にくっつけて
スリスリって(笑)
「まだだけど、お腹すいた
ヌナ？お腹すいたんだけど(笑)」
「んー、解った...」
ムクってベッドの上に座って
ボーっと目をこすった後
あ、また
あの鎖を手で触った
前は気にもしてなかったヌナの癖
それを見る度に
締め付けられそうになる
だから、すぐその手を取って
「ぬなー！
早く！お腹すいて死ぬ(笑)」
「死なないし(笑)」
って言うヌナの手を引っ張って立ち上がらせると
そのままキッチンまで連れてった
「今日は何？」
「今日もそこで見てるの？」
見てるよ？
少しでも近くに居たいから
何も言わない俺を見て
笑いながら
「変な子だなー(笑)」
って呟いて
俺の為に朝ごはんを作り始めたヌナの肩に手を置いて
後ろから覗き込む
「邪魔だよ(笑)」
「何作るか見るくらい良いじゃん」
フライパンに卵を落とした瞬間
玄関のインターフォンが鳴った
「え？
今無理、キュヒョナ出て？
黒焦げの卵食べたくなかったら出て！」
それは...食べたくない
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angieuko(プロフ) - ??さん» ありがとうございます(*^^*)近いうちに公開できたらなーと思っていますので、しばらくお待ちくださいね (2014年3月26日 6時) (
レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - あんじゅっこ様 次楽しみにしてます (2014年3月26日 0時) (レス) id: 3618d39a26 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - さとこ(cocoro)さん» こんにちは(*^^*)幸せな気持ちになっていただけて嬉しいです(*^^*)こちらこそありがとうございました (2014年3月18日 17時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
さとこ(cocoro)(プロフ) - とってもとっても幸せな気持ちになりました♪♪ありがとうございます(*^ω^*) (2014年3月18日 13時) (レス) id: c4992ab2e0 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - ヒョコさん» こんにちは（*＾＾*)番外編はもう少しお話まとめたら公開しますので、それまでお待ちくださいね( ´艸｀) (2014年3月17日 7時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2014年2月19日 18時
