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「イヤ…別に…帰れますけどね？
ホントに帰るんですか?」
ポロポロ泣きながら
何かを探すように出された手
ホントに…これを置いて帰るんですか？
あなた？
「うん。帰る
旦那様が待ってるし(笑)
キュヒョン君もいるし(笑)」
あの手を取ってしまえば…
それは俺が残るって事で…
「俺が帰るって言ったら?」
「うーん…
仕方ないよね？
いい大人なんだし…
乗り越えるのも大事(笑)」
大事(笑)
じゃなくて…
「ヤ…
…ヤダ…」
ヌナの声が…部屋に響いて…
俺の服を抱きしめながら…
涙を零しながら…
何かを…
多分…彼を…探してて…
俺は…身代わり？
冗談じゃない
俺は俺…
求められてるのが俺なら…
俺なら?
なんだそれは?
「どうするの?
A…放って帰る?
Aが求めてるのは…
誰なんだろうね?
彼…なのか
新しく癒してくれる誰か…なのか…
ま…どっちでもいいか
じゃ、キュヒョン君よろしくね(笑)
それが…君の選択でしょ?」
…そう…みたいです
俺は、このヌナを一人残して帰るほど
冷たくなかったみたいです…
だって…ヌナの手を握ってしまったから
完全に…ミナさんに操られてる…
「一つだけ、帰る前に教えてあげる」
にっこり笑ったミナさん
「Aね、そうやって泣く時
私が何したって泣き続けるのよ
抱きしめようが…声をかけようが…ね
だから、私が居ても意味がないの」
「それ…」
「どういう事なんだろうね?
何年も…一晩中泣き続けるAを前に途方に暮れてた
なのに…あなたは…
Aを笑顔にする事も出来るなんてね
ちょっとだけ…
ほんっとにちょっとだけ悔しかったりして(笑)」
ヌナを見ると
安心した顔で眠ってて
「私じゃ…ダメなのよ
そんな風に眠らせてあげれない
だからって…あなたを縛るつもりもないし
Aがどう思ってるかもわからない
多分…Aも解ってないと思うし…」
それって…
ヌナが？俺を?
「好き?」
「さぁ？どうなんだろう?
心は…許してるみたいね
好き…なんて感情
思い出すのも時間がかかるんじゃない？
私はAじゃないから
解らない」
「はぁ…
ですよね」
「うん。じゃ、よろしくね」
なんて…無駄に爽やかに
ミナさんが家を出て行った
残されたのは…眠り続けるヌナと…俺
取りあえず…
これ以上考えても…
な
ヌナの気持ち、俺の気持ち…
それが、何かなんて…すぐに解るもんじゃない
「お邪魔…します」
聞こえる訳もないけど
それだけ言って
ヌナの隣にもぐりこんだ
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angieuko(プロフ) - ??さん» ありがとうございます(*^^*)近いうちに公開できたらなーと思っていますので、しばらくお待ちくださいね (2014年3月26日 6時) (
レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - あんじゅっこ様 次楽しみにしてます (2014年3月26日 0時) (レス) id: 3618d39a26 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - さとこ(cocoro)さん» こんにちは(*^^*)幸せな気持ちになっていただけて嬉しいです(*^^*)こちらこそありがとうございました (2014年3月18日 17時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
さとこ(cocoro)(プロフ) - とってもとっても幸せな気持ちになりました♪♪ありがとうございます(*^ω^*) (2014年3月18日 13時) (レス) id: c4992ab2e0 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - ヒョコさん» こんにちは（*＾＾*)番外編はもう少しお話まとめたら公開しますので、それまでお待ちくださいね( ´艸｀) (2014年3月17日 7時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2014年2月19日 18時
