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「彼氏が高校生になっても
大学に行くのに地方からソウルに行って離れても
１年間の留学期間も
兵役の期間も...」
ミナさんがそこで言葉を区切って
真っ直ぐ俺を見て
「ずっと彼を想い続けてた」
今までより力強く
そう告げられたとき
なんでだろう？
なんとなく胸がズキンと痛んで
ヌナの肩の辺りに手を掛けた
「彼氏...だった人は...
そうでもなかった...みたいなんだけど
あー、噂ではね
だけど、Aは、そんな事聞いても
その人の事を全く疑わずに
その人が通う高校に進学して
彼がいるソウルの大学に合格して
彼が帰ってくるソウルで就職したの
一途...といえば一途だし
純粋すぎて怖い...といえば怖いかな？」
「ヌナはずっと信じてた？」
「そう。13の時から12年
何があっても信じて疑わなかったの
これでもね、もてなかったわけじゃないのよ？
それなりに
ほら、猫みたいな
構いたくなるっていうか...
放っておけないタイプでしょ？
だけど、離れてたって、信じて疑わなかった
よそ見をすることも無かった
彼との幸せな未来
それだけを見てたの
だって...初めての彼氏で
全部初めての事を彼と経験して...
13からの12年なんて人生のほとんどみたいなもんじゃない？
幸せな事なんだけど
Aは、初めての真剣な恋が実って
傷つく事無く過ごして来たの」
でもそれなら
いや、それだから？
「傷ついたことがないって...
ある意味残酷なのかもしれないね」
哀しそうに瞳を伏せたミナさんが言葉を続けた
「その人が就職して、暫くして
また、浮気？の虫がでて」
「え？」
また？
「噂でしか無いけどね
留学中だったり、Aがソウルに来るまでの期間だったり...
色々ね」
なんだそれ？
なんか、イラッとするな
「それでも、Aがそれまでは揺るぎない一番だったけど
今度は相手が悪かった
多分、彼は今もAを気にしてるし
好き...ではあると思うのよ」
「はい？」
「恋愛とお金と仕事っていう自分の将来
これを天秤に掛けた時
彼にとってAよりも、お金と自分の将来の方が大切だった
彼が嫌な奴なら...まぁ、嫌な奴なんだけど
心底憎めるくらい嫌な奴なら
Aを愛人として置いとくことも出来ただろうけど
“自分じゃない誰かと本当に幸せになって欲しい”
って、私にだけ言って
憎まれるのが解ってる方法でAを捨てたの」
そんなのただの
「偽善だ！」
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angieuko(プロフ) - ??さん» ありがとうございます(*^^*)近いうちに公開できたらなーと思っていますので、しばらくお待ちくださいね (2014年3月26日 6時) (
レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - あんじゅっこ様 次楽しみにしてます (2014年3月26日 0時) (レス) id: 3618d39a26 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - さとこ(cocoro)さん» こんにちは(*^^*)幸せな気持ちになっていただけて嬉しいです(*^^*)こちらこそありがとうございました (2014年3月18日 17時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
さとこ(cocoro)(プロフ) - とってもとっても幸せな気持ちになりました♪♪ありがとうございます(*^ω^*) (2014年3月18日 13時) (レス) id: c4992ab2e0 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - ヒョコさん» こんにちは（*＾＾*)番外編はもう少しお話まとめたら公開しますので、それまでお待ちくださいね( ´艸｀) (2014年3月17日 7時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2014年2月19日 18時
