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いつもの様に体重を預けてきたヌナの頭をそっと引き寄せて肩に乗せると
ミナさんが驚いた顔を見せた
「へー」
ヌナが寝そうだから
ん？
って顔を向けると
小さな声で
「Aが、こんな風に男の人に心許すとか
久しぶり過ぎて...」
って苦笑いしながら溜息を吐いた
それだよ
そこ、聞きたいけど
まだヌナの眠りが浅くて
早く深い眠りに落ちるように
柔らかく髪を梳いてると
ズルズルって滑り始めたから
頭を膝に導いて
着ていたカーディガンをヌナの腰にかけた
「慣れてるね(笑)」
「はぁ、いつものことなんで(笑)」
「Aに？！
ホントに？」
頷くと
「そーよね
まー、それが本来のAだし」
本来の...ヌナ？
なんか、いまさらなタイミングだけど
「あの、俺の事...」
「はい。知ってます
今、一緒にお仕事させてもらってるのよね
この子どっか抜けてるから大変でしょ？」
はい
って言っていいのか
「あー、いや
俺だけの時はあれですけど、それ以外は本当に...」
「そう」
ふーんって頷いたあと
本当にいとおしそうな視線を
ヌナ？と思われる夢の世界に行ってしまった人に
向けて
「私は、30年近くかな？」
「はい？」
「Aを見続けて(笑)」
「あー...
俺はまだ半年ちょっとです」
「Aの事は全部知ってるつもりだったけどねー...」
って俺を見て
「あなたの事は知らなかった
ただの仕事相手としかね」
ただの仕事相手ですけど？
「はい...?」
もうちょっと突っ込もうとした時
また
ヌナが肩を震わせ始めた
「あー...」
って哀しそうにヌナを見るミナさん
閉じた瞳からポロポロ涙がこぼれ落ちて来て
俺の膝を濡らす頃
その涙をそっと拭って手を握って
もう片方の手で頭を撫でながら
「ヌナ？
居るよ？
大丈夫居るからね？
泣かなくていいよ」
いつも、寝ながら泣くヌナにかける言葉を
かけると
安心したように
少しずつ肩の震えが止まって
口元に笑が少し浮かんだ
やっぱり、この反応は
ヌナ...だよなぁ
この顔も、この髪型も服装も
全く別人みたいだけど
ヌナ...なんだなぁ...
「はー...」
感心したようなミナさんの声に
そちらを向くと
「寝るといつもなんです(笑)」
って答えると
「うん。寝るといつも...なんだけどね
特にこの時期は...いつもなんだけど」
そう言って
少し考えてるみたいだった
この時期って...
ヌナも、マスターも言ってたけど
なんだ？
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angieuko(プロフ) - ??さん» ありがとうございます(*^^*)近いうちに公開できたらなーと思っていますので、しばらくお待ちくださいね (2014年3月26日 6時) (
レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - あんじゅっこ様 次楽しみにしてます (2014年3月26日 0時) (レス) id: 3618d39a26 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - さとこ(cocoro)さん» こんにちは(*^^*)幸せな気持ちになっていただけて嬉しいです(*^^*)こちらこそありがとうございました (2014年3月18日 17時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
さとこ(cocoro)(プロフ) - とってもとっても幸せな気持ちになりました♪♪ありがとうございます(*^ω^*) (2014年3月18日 13時) (レス) id: c4992ab2e0 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - ヒョコさん» こんにちは（*＾＾*)番外編はもう少しお話まとめたら公開しますので、それまでお待ちくださいね( ´艸｀) (2014年3月17日 7時) (レス) id: 229cc6342d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2014年2月19日 18時
