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「 機会って、これだったんすね 」
『 丁度いいイベントがあるなって 』
「 ２時だとか、初ライブ開催決定！」
そう大きく書かれた校内チラシを片手に持ちながら
がやがやと騒がしい体育館の舞台裏、なぜか少しがっかりしたような顔のローレンくんに首を傾げる。
「 機会ってなに？Aちゃん 」
『 ローレンくんが、ゆりと話したいんだって 』
「 へぇ、、」
「 先輩？今ここで、ゆり先輩の名前出すの、がち気まずいっす 」
二人で内緒話なんてずるくない？と話に入ってきた不破くんに
事の始終を話せば、満面の笑みでローレンくんをみる不破くん。
「 湊？湊？違うんだって、」
「 へぇ、ローレンも恋愛の一つや二つするんや 」
二人の会話を聞きながら、ふと思い出す。
『 でも、不破くんも水族館行ったらしいじゃん？二人で 』
「 湊？」
「 Aちゃん？？」
『 じゃぁ、頑張ってね。最前の真ん中で観てるから 』
「 どういうこと湊？」「 いやローレン、違うんだって 」と
なにやら言い合っている二人を裏に、舞台裏を後にする。
「 どこ行ってたの？」
『 ちょっと用事 』
「 ふーん 」
席に着きながら、よく最前の、しかもど真ん中の席を勝ち取ったなと思う。
ローレンくんの所属するバンドは、ファンクラブができるほど、ものすごい人気を誇っているから。
「 A、誘ってくれてありがとう 」
「 私、過去一わくわくしてる 」
『 それはよかった 』
ブザーが鳴って、体育館の照明が落とされ、ステージ上にだけ光が当てられる。
「 こんちゃーす！！」
「 どーもっすどーもっす 」
「 めっちゃ人いて草 」
「 ありがと〜、来てくれてありがとね〜 」
今日の主役が登場すると、四方八方から黄色い声がとんで、
「 渡会くーん！！！！」
なぜか隣からも、今までに聞いたことがないくらいの、甘い声が聞こえる。
そうだった。ゆり、後輩の強火ファンだった。
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うえ - 変更楽しみです〜！！応援してます！！ (4月25日 15時) (
レス) id: 0e5cf0185e (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - ミさん» ほんとにいつもありがとうございます泣 (4月20日 18時) (レス) id: 5830ae0130 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - (^o^)/さん» ありがとうございます 泣 (4月20日 18時) (レス) @page17 id: 5830ae0130 (このIDを非表示/違反報告)
ミ - 更新ありがとうございます😿❤️ 語彙の振り幅が広がってて変更後の話もとっても楽しみです！！これからも楽しみにしてます！！ (3月30日 0時) (レス) @page15 id: d9f25f1b2e (このIDを非表示/違反報告)
(^o^)/(プロフ) - めっちゃ好きです無理せず頑張ってください楽しみにしてます (3月19日 21時) (レス) @page22 id: b873b0040b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいら | 作成日時：2023年11月3日 21時
