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テヒョンの服の裾から『ラッキー腰チラ』アイテムをゲットした後、無事に紅茶が見つかり、無事テヒョンがポットから淹れてくれましたとさ。

[Congratulation!☆Game Clear!]


いや、特に喜べもしないゲームエンドだったよ。めでたしめでたし。
ただ声ひっくり返って終わっただけだったね。めでたくなくめでたし。


インスタントコーヒーなんて安いものはなかったけど、代わりにいかにも質のいい茶葉を、テヒョンが冴えた手際でささっと淹れてくれた。

「紅茶が飲みたかったの?言ってくれればすぐ作ったのに」


「いや、本当はコーヒーが飲みたかったんだけど、コーヒーメーカーの使い方分からなかったからさ…」


「ぼく分かるよ?なんだぁ、言ってくれればコーヒー作ったのに!今から作るね」


「いやいや、いいよいいよ!それにこの紅茶すっごく美味しいから、これだけですごい充実感があるし!」

紅茶飲んで充実感ってなんだらほい……。

ってかメーカーの使い方わかったんだ。それもびっくり……。
もしかしてお祖父さんコーヒー好きだったとか?

テヒョンって、本当に万能なんだな……。


「でもAは本当はコーヒーが良かったんでしょ?飲みたいもの飲んだほうがいいじゃん」

テヒョンはなおも続ける。

「まぁ、そりゃあいいけど、もうこんなに美味しい紅茶があるんだから」


「良くないよ、Aのこと分からなくて紅茶作っちゃった。ぼくコーヒー作る」


「いや、本当に大丈夫だから。ね?」


「Aはコーヒーが好きなの?どんな豆がいい?モカ?ブルーマウンテンとかキリマンジャロもあるよ」


えっえっ何だって?(耳遠)

もっかい、青山が桐島じょうろ?ナンダッテ??(思考迷子

テヒョンはさっさとキッチンに戻ってしまう。せっかくカップ片手にリビングのソファに二人で座れたとこだったのに。

いくらなんでも、紅茶とコーヒー同時飲みはお腹の調子的に無理があるし。

テヒョンが私の要望を叶えようとしてくれてるのは分かるけど、そんなに意に沿おうとしなくてもいいのに……。

この紅茶だって十分美味しい。捨てることになったらもったいない。


「テヒョナ!」


「豆決まった?ブレンドにする?」


「いや違くて、この紅茶すごく美味しい。それこそテヒョンの味がするから。だからそんな無理して、私の言うこと叶えようとしなくていいからね」


「無理なんてしてないよ。でもぼくはそのためにいるんだから当たり前だよ?」


「え?」

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ミョンファ(プロフ) - すんしむさん» コメントありがとうございます!続編も更新頑張ります^^ (2016年12月27日 23時) (レス) id: 587a0a36a9 (このIDを非表示/違反報告)
すんしむ - すごいおもしろいです! それでは、続編今から行ってまいります! (2016年12月27日 10時) (レス) id: c07ed66232 (このIDを非表示/違反報告)
ミョンファ(プロフ) - ふぅかさん» ありがとうございます!これからもはっちゃけて更新頑張ります! (2016年12月24日 0時) (レス) id: 587a0a36a9 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅか(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!!、この後の展開がとても楽しみです!頑張って下さーい! (2016年12月24日 0時) (レス) id: 2c1116535e (このIDを非表示/違反報告)
ミョンファ(プロフ) - はばななさん» ありがとうございます!ペットのほうも読んでくださったのですね、嬉しいです。小説大好きと言ってくれることが何より励みになって、もう感動してます…これからも頑張ります! (2016年12月12日 7時) (レス) id: af06c6e6f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミョンファ | 作成日時:2016年12月7日 17時

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