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「一番なんてありえないよ。だって世の中にはもっと可愛い子たくさんいるし」
そうそう、そもそも私が仮に超絶美少女だったとしても、安アパート安服安食生活な時点で可愛いとはかけ離れてる。
色気も品も無いし……。
トホホな真実だけど、これが現実。
お金にも余裕ができたし、これからはバイトも家賃の心配もいらなから、もうちょっとマシになるかもしれないけど。
というかもっとマシにしたい。
街を歩く時、今の私の隣にテヒョンが並んでたら、明らかに私のほうがメイドさんですか？って言われそうなくらいだし……。
「私もテヒョンに見合うくらい可愛くなりたいなぁ」
「もうなってるから大丈夫だよ」
ふふっと笑うテヒョンの横顔を見て、私の頭にあることが浮かんだ。
そういえばお仕置きとか言い出した時にも思ったな……一体今までどんな生活をしてたんだろうってこと。
まさか日常的にお仕置きをされてるような生活？もしかして私のお祖父さんって、ド変態だったとか……？
え、なんかちょっとどころじゃなく一抹の恐怖を感じてきた。
もう80くらいになる老人に、うっ…なこととかあぁっん…なこととかされてた……とか？？
ふぁあああああなんか想像したくもないくらいヤバいよ……。
「ん、どうしたの？」
「エッ？！な、何でもないひょ？！(声ひっくり返り)」
ないひょってなんだよ、ひょって！
我ながらやらかしまくる。これじゃ何かあったって言ってるようなもんだ。
頭の中で……だけど。
「ウソ」
テヒョンがかくんと首を傾げて、愛嬌たっぷりに睨んでくる。
いや確かに嘘なんですけど、嘘つかないとか言ったそばから嘘つきましたけど……。
そんなことより、テヒョナ、お口の周りがトマトソースだらけでちゅよ。
小学生かっ！
「これ使って」
私はたまたまポケットに入っていたティッシュを渡す。
本当にたまたま、普段は絶対入ってないから運が良かった。
「ぼくまだ泣いてないよ？」
「その用途じゃない！口拭いて！てか、これから泣く予定あったの？！」
「あった。Aが嘘ついたから」
「あ、ごめん……」
「ぼくが口拭いたら正直に話す？」
「う、うん。話す…」
これ話すまで帰さない空気だ。ダメ、ヤバイ、絶対。
でも口の周りがジョーカーコスプレみたいに真っ赤な顔を見ながら話すわけにはいかない。
途中で確実に吹くから。(真剣)
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ミョンファ(プロフ) - すんしむさん» コメントありがとうございます！続編も更新頑張ります^^ (2016年12月27日 23時) (
レス) id: 587a0a36a9 (このIDを非表示/違反報告)
すんしむ - すごいおもしろいです！ それでは、続編今から行ってまいります！ (2016年12月27日 10時) (レス) id: c07ed66232 (このIDを非表示/違反報告)
ミョンファ(プロフ) - ふぅかさん» ありがとうございます！これからもはっちゃけて更新頑張ります！ (2016年12月24日 0時) (レス) id: 587a0a36a9 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅか(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！、この後の展開がとても楽しみです！頑張って下さーい！ (2016年12月24日 0時) (レス) id: 2c1116535e (このIDを非表示/違反報告)
ミョンファ(プロフ) - はばななさん» ありがとうございます！ペットのほうも読んでくださったのですね、嬉しいです。小説大好きと言ってくれることが何より励みになって、もう感動してます…これからも頑張ります！ (2016年12月12日 7時) (レス) id: af06c6e6f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミョンファ | 作成日時：2016年12月7日 17時
