Princess 3

133 臣side ページ37

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隆「おはよー」





臣「あー、うん」






隆「うんってなんだよ」






臣「え？」






隆「なにおまえ、ていうか最近変」






臣「そうかな」






隆「あ、Aちゃんに会ってないからだろ」








臣「………」









…そう。




旅行以来Aちゃんには会ってない




Aちゃんは何回か現場に来てるみたいだけど、俺と隆二は別現場だったし。





家の近くでも、会わないし…。








隆「そんなんになるなら会いたいって言えばいいだろ」






臣「それができたらとっくにしてるよ」







隆「なんでできないんだよ？」







臣「…なんでって、別に俺彼氏でもなんでもないのに、なんて言えばいいかわかんないし…」







隆「はぁ？中学生かよ？」






臣「うるせーな。ていうか先からなんで喧嘩腰なんだよっ」






隆「そんなうじうじしてたら誰かさんに取られるぞ」







臣「……わかってるよ、」








隆「じゃあほら、誘えよ？今。」





臣「今ぁ？」





隆「今だよ今、おらおら、ビビリか？」









隆二に煽られて、スマホを取る




Aちゃんの電話番号を開いて睨めっこ





…かけたらまず、なに言おう




とりあえず何してるか、聞いて…。









隆「あー遅い遅い、ここをぽちっと」







臣「おまっ…、おい！」

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