Princess 3

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「はぁ……つかれた…笑」





岩「久々こんなに走った！笑」





「わたしも、笑」







どこまで。どのくらいの時間、走ったかはわからない




でも剛典くんの背中を見ながら走っているうちになんだかおかしくなってきて




私たちは笑い合った


　



そして近くにあった公園のブランコに隣同士座る









「…あの、剛典くん、」






岩「ねえ、Aちゃん海好き？」





「海？」





岩「うん。俺は好きなんだ、波の音聞くのが」






「わたしも、好き。


非現実的な感じするし…。
波の音聞くと落ち着くから、」






岩「じゃあ行かない？」






「あ…そうですね、今度」






岩「じゃなくて！！今から！」






「今から？！…でも、どうやって？」





わたしがそう聞くと、剛典くんは満面の笑みをしながらポケットから車のキーを出して見せた






岩「俺、今日車だったから…飲んでたのもノンアルコール！」








こうして真夜中のドライブが始まった






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