Princess 2

72 臣side ページ24

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昨日のライブ終わり



すぐに部屋に戻ってベットに寝転がる




少しするとコンコン、とノックがなって



だるい身体を起こしてドアを開けた




臣「透子…なんで、」




透「なんでって、スマホも財布も忘れていったでしょ？」




臣「あぁ、わりい。」




透「広臣…もしかして具合、悪い？」




臣「いや、そんなこと…」




透「大丈夫じゃないでしょ。

片付けと明日の準備くらいしとくから、広臣はベットで寝てて」




臣「でも、」




透「いーから。」




臣「……ごめん。」




.




そのあとはすぐに眠ってしまって



気づくと朝になっていた




スマホを見ると何時間前にAちゃんからのLINE。





体のだるさはだいぶ取れていたので



すぐに準備して会場に向かった







控え室の前で待っていると、Aちゃんが出てきて





「あ、臣くん。体調…大丈夫ですか？」





臣「うん、もう平気。それより昨日、LINEくれてたよね、」





「ああ、あれは…」





臣「ごめん、俺寝てて。何かあった？」






「いえ、なんでもないです。体調どうかなって思っただけなんで…」





臣「そっか。…ごめんね、」





「そ、そんな謝ることじゃないですよ！じゃ今日も頑張ってくださいね」





そう言うと、すぐにいなくなってしまった

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