Princess 2

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「「「お疲れ様でした〜！！」」」





最高に盛り上がったライブは無事に終わった




明日に2日目が控えてるので、すぐにホテルへ戻った






あの後臣くんは、具合悪そうな素振りを一切見せることなく完璧にパフォーマンスを終えた




きっと無理、してる。




明日の打ち合わせを軽くして解散した後、近くのコンビニへ行った



スポドリやゼリーの他に



臣くんが前、好きって言ってたアイスも買って




部屋に向かった





『部屋にいますか？』ってLINEは入れておいたけど



返信、ないな。




部屋についてコンコン、とノックしても開かないし…




もしかして倒れてたりとかないよね…？






そう思ってるとガチャ、と扉が開いた





「よかった、臣くん倒れてるんじゃないかって、」





透「広臣なら、寝てるよ。」





そこに立っていたのは臣くんではなかった







「透子さん…」






透「何かあった？それ、」






わたしは持ってる袋を咄嗟に隠した






「な、なんでもないです。

体調悪そうだから心配してたんですけど…透子さんがいれば、安心ですね。


じゃあ、また…」






そのまま部屋を飛び出して



着いたのは、暗くなったロビー




部屋に戻る気分にもならなくてソファーにひとり座った

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