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部屋に入ると、近くにあった椅子に私を座らせて



岩田さんはその前にしゃがみ込んだ





岩「何があったの?」




「だから、何もないです…」




岩「はぁ。……じゃあ今どこにいたの?」





「メイク、ルームに」





岩「なんで出てきたの?」





「人がいて…」





岩「誰?」





「臣くんと、透子さんが」





岩「………そっか。



あの2人、付き合ってたんだよ…この間まで。」






「…そうですか。でもわたしには、関係ないです」







岩「Aちゃん」





「も、もう行きますね」






私が立つと、引き止めようと岩田さんがまた腕を掴む





岩「どうして勝手に行こうとするの?


それに最近、俺のこと避けてるよね?なんで?」





「そんなことない…」





岩「そんなこと、あるよ。だって、」





岩田さんの見たこともない視線に



耐えられなくなって、腕を振り切ろうとすると






「本当にもう、行きま…キャッ」





怪我してた手首に力が入らず、岩田さんの方に抱きつくように倒れてしまった





「すいません…」





岩田さんの胸を押して離れようとしても、岩田さんの手の力には勝てない





「岩田さん、どうして、」







岩「…気になるんだよ」





「へ?」






岩「気になるんだよ、Aちゃんのこと」






言葉と同時に抱きしめる力が強くなった









胸が苦しいのは





岩田さんの抱き締められてるせいか





臣くんと透子さんの姿を見たせいなのか






どうしてかは、わからない









.





2章へ続く

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和希(プロフ) - さこさん» ありがとうございます、頑張ります(о´∀`о) (2021年1月19日 15時) (レス) id: ff4ffaef6c (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - 和希さん» そうなのですね!!ただ単にちょっと気になっただけなので、あまりお気になさらずに(^^)これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます。 (2021年1月19日 14時) (レス) id: 8c0425346a (このIDを非表示/違反報告)
和希(プロフ) - さこさん» さこさん、コメントありがとうございます!それが大変申し訳ないのですがただのミスなんです( ; ; )笑 わたし自身も気づいてなくて、、、すみません(;ω;) (2021年1月19日 14時) (レス) id: ff4ffaef6c (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - 初めまして、前作から楽しく読ませていただいてます。この作品も今後の展開が楽しみです。読み返してて気になったのですが、お話が"2"からスタートされているのは、何か理由があるのでしょうか? (2021年1月19日 14時) (レス) id: 8c0425346a (このIDを非表示/違反報告)
和希(プロフ) - MIKIさん» MIKIさんコメントありがとうございます!これからもっと動いて行きますので二章もお楽しみに(о´∀`о)笑 (2021年1月17日 16時) (レス) id: ff4ffaef6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:和希 | 作成日時:2021年1月9日 19時

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