Princess

22 岩side ページ21

直「A、こちらはヘアメイクの山下透子さん。


健ちゃんと苗字かぶってるから、みんな透子さんって呼んでるんだ」




「…透子さん。初めまして、デザイナーの高橋Aです」






透「初めまして、直人さんから話は聞いてます。

ヘアメイクとスタイリストはセットみたいなところあるからよろしくね」









しばらくして直人さんが呼ばれて




楽屋には俺と臣さんとAちゃんと透子さんだけになった








岩「Aちゃん、こないだLINE無視したでしょー」





俺がそういうと臣さんの眉毛がピクッと上がった





「わたしLINE苦手だから」





岩「じゃあ、電話にするよ！近々またあのBAR行こうよ」





「ふたりでは行きません」





岩「えーなんで？」





「なんでって、岩田さん彼女いるでしょ」





岩「なら…臣さんも誘ってさ！ね、いいでしょ臣さん」





臣「俺？笑」





岩「そうだ！透子さんもよかったらどうですか？」






臣「透子は、そういうの行かないから、」






透「広臣が行くなら行ってもいいよ」






岩「決まり！じゃあさっそく今日行きましょうよ！」






「そんな、急に」






岩「いいじゃん！歓迎会ってことで！」







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