Princess

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ホテルについて受付を済ますと









直「Aーーー！こっち！」






小さな身体で大きく手を振る直人くんが見えた







「直人くん。

それにしてもすごい人だね？」






直「そうなんだよー。

ごめんね？人混み嫌いなのに」






「あとで静かなとこで飲み直そーよ」






直「もちろん！奢ります！



よしっとりあえずみんなに紹介したいから着いてきて」






直人くんについて会場に入ると



さらにたくさんの人




会場は暗くてEDMガンガン流れていて、まさに…






「クラブみたい」






直「これまたごめんね？クラブ嫌いなのに」






「やだ」





直「だってー、言ったら来てくれないと思ったんだもんー。


あ！いたいたー、あいつらがメンバーの…」





.





直人くんが紹介してきたのは




背の高い人、外人みたいな人、関西弁を話す人、怖そうだけど笑うと可愛い人、


…サングラスの冷たそうな人。







直「ってことでよろしく！あー今岩ちゃんはいないけど、あとで紹介する！」






「岩ちゃん？」






直「そう！あ、俺ちょっと呼ばれちゃったから行ってくる！」





「えーわたしは？」





直「この辺にいて！絶対勝手に帰んないでよ！！」







いなくなった直人くんのせいでひとりにされたわたし




しばらくそこにいたけど、




直人くんが帰ってくる様子もないし。









「人に酔う」






後ろの人がいなそうなところへ逃げた

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