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41 登坂side ページ42
それから週に何回か、家まで送ったりご飯を食べに行ったりするようになった
帰るときに、キスをした
彼女はそれを、嫌とも嫌じゃないとも言わなかった
ふいに見せる切ない表情に何ともいえない気持ちになった
彼女の気持ちは、どこにあるのだろう
俺はダメだと思いながら、大きく膨らんでいく気持ちを抑えることができなかった
.
会議のあと営業部へ戻ると聞こえる話し声
咲「えーAがイケメンとかいうの珍しい！」
臣「なんの話？」
咲「広報部行ったら超イケメンがいたらしいですよ！」
臣「は？」
…むかつく
「咲希余計なこと言わないで」
臣「で？なに？好きなの？」
「いや好きとかそんなんじゃな『Aさーーん！』
こうして現れた子犬みたいなイケメンと、
なぜか飲みにいくことになった
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作者名：和希 | 作成日時：2020年12月6日 1時
