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side.濱田
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「濱ちゃん？」
そう声をかけられて、しげのことを気にしつつも何故か俺は今淳太と飲んでる。
たまたま俺を見かけたらしい。
この前いきなり店を飛び出したことを謝ると「気にせんといて」と笑ってくれた。
「俺も…大毅のこと心配やったし」
「…」
「濱ちゃん？」
「だいき、って言うんやね。しげ」
「え、知らんかったん？」
「昨日はじめて知った」
「聞かんかったん？」
「教えてくれへんかった」
驚いて目を丸くする淳太。
「淳太はなんでしげのこと嫌いになったん？」
「え…」
「しげに言うたんやろ？もう嫌いやって。もういらないって」
「…」
「…あ、ごめんな？！こんなこと聞いてもうて…」
言ってしまってから、淳太の眉間にシワが寄ってるのに気付いて慌てて謝る。
「いや…俺、今でも大毅のこと大好きやで」
「おん。…って、はぁ？！」
「大毅のこと、嫌いなったことなんて1度も無いわ」
「じゃあ…なんで…？」
「このままやと、大毅が正しい人生を送れないからや」
カラン、とコップの中の氷が音を立てる。
「正しい…人生……」
「そう。もう大毅も高校卒業してたし、いつまでもこんな関係続けとったらアカンなぁって思ってな」
苦笑いしながらコップの中の酒を見つめる淳太。
「大毅ってさ、なんか放っておけへんやろ？」
「おん。わかる」
「濱ちゃんは大毅と暮らしてるんやろ？いつから？」
「つい最近やで」
「え、そうなん？」
「そもそも出会ったのが最近やねん」
「それまで大毅が何してたとか知ってるん？」
「…身体売って生活してたみたいやで」
「……は？」
これ言うてよかったんか、とか思ってると
「…淳太？」
「…なんで、あいつ…っ」
淳太は泣いていた。
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モム(プロフ) - えるさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）そう言って頂けて嬉しいです（ ; ; ） (2017年8月7日 13時) (
レス) id: 6ef98410ae (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - はじめまして、完結おめでとうございます…！いつも更新楽しみに読ませていただいておりました！色々ありましたが最後に重岡くんがはまちゃんの所に戻ってきてよかったです…続編が読みたいくらいです！← 本当にお疲れ様でした！！ (2017年8月7日 3時) (レス) id: 71549f4e5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2017年5月7日 21時
