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side.濱田
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「…大丈夫…？」
激しく咳き込みながら床にぶちまけてもうた水を拭く俺に、重岡くんが心配そうな視線を向けてくる。
「っ、ごめんごめん！大丈夫や！！…ゴホッ」
あーもー、俺なにやってるんよ…
「でもほんま24には見えへんって！！」
やって、今どき普通の…普通のってなんや。
24歳の男性っていうたら髪の毛くらい、かるーく染めたりしてるもんちゃうんか？
俺のイメージやったんか。
「24に見えへんって…喜んでええの…？」
「喜んでええと思う！…あ、でも未成年に間違われると面倒やろ？身分証とか」
「うん。面倒」
そう言うてまた笑う。
重岡くんは笑うと左の頬のところがくっきりと凹む。
モテそうやな…
照史の話で聞く望くんとはまた違う、素朴で内面から好かれるようなそんな雰囲気。
「なぁ。重岡くんはこの近くに住んでるん？朝になったら送ってこうかなって思ってるんやけど」
いつまでもここにおるわけにもいかんしな。
でも重岡くんは
「…大丈夫。1人で帰れるよ」
微かに寂しさの表情を浮かべながら笑ってそう言うたんや。
この時の俺はまだ知らなかった。
重岡くんの抱えてる闇が
どれほど深いのかということを。
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モム(プロフ) - えるさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）そう言って頂けて嬉しいです（ ; ; ） (2017年8月7日 13時) (
レス) id: 6ef98410ae (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - はじめまして、完結おめでとうございます…！いつも更新楽しみに読ませていただいておりました！色々ありましたが最後に重岡くんがはまちゃんの所に戻ってきてよかったです…続編が読みたいくらいです！← 本当にお疲れ様でした！！ (2017年8月7日 3時) (レス) id: 71549f4e5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2017年5月7日 21時
