show me your affection

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side.濱田
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「それで一緒に住み始めたんや」



久しぶりに照史と一緒に一杯やる。


しげと一緒に暮らし始めてからは、仕事が終わるとすぐに家に直行してたから照史と飲みに行くのはほんまに久しぶり。




「俺に気ぃ使わんくてええよ。ご飯ならその辺で適当に食べてくるし」


と、しげが言ってくれたのでお言葉に甘えることにしてん。





「え、恋人同士なん？」


「ちゃうちゃう」


「なに関係なん？」


「なに関係てなんなん」


「ハマちゃんと重岡くんはどんな関係なん？関係性が分からへん」


「あー…」




そう言われてみれば、しげと俺の関係性てなんなんやろ。


間違いなく恋人やないし、友達って訳でもないし…





「よく分からへん関係なん？」


「おん。そういうことにしといて」


「そっか」



あんま深入りはせぇへんよ、というように笑う照史。





「重岡くん今なんか仕事してるん？」


「してへんのちゃうかな」


「なんかやらせてあげた方がええんちゃう」


「やっぱそうやんな…」


「俺の友達にそういう顔がきく奴がおるから話しとこっか？」


「え、そんな友達おんの！」


「おるおる」


「ぜひ！しげにも話しとくし！！」


「おっけー！」


「やっぱ持つべきもんは友達やな！！」


「ほんまやろぉ」


「今日は俺のおごりやー！パーッと飲めー！！」


「ほんま？！飲み尽くしたろ」


「程度を考えろ、程度を」





グビッと一気に飲み干す照史を見てほんまにこいつはいい奴やな、と思った。

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