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真っ白でふわふわで ページ21
ましゅまろリク
side.赤
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桃「大毅、見て。ついに降ってきたっぽい」
望がソファーから立ち上がって窓から外の様子を見ている。
桃「雪、見て見て」
赤「ええから」
窓が開けられたせいで冷たい風が室内に入ってきた。
赤「…… 寒い、」
寒いのは苦手。
コート着て、マフラー巻いて。
… あったかい、いちごみるくを飲むのはそれは可愛いから別にええけど。
桃「雪嫌い？」
赤「あんまり良い思い出ない」
身体冷えるし、足元も不安定になるし、バスも遅れてくるし。
でも望はさ、
桃「そっか、」
赤「……」
桃「俺は真っ白でふわふわで大毅みたいで好きやけどね、雪！」
赤「へぇ」
俺とは違う、いつだってキラキラしてる。
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作者名：モム
| 作成日時：2024年1月9日 0時
