今日:3 hit、昨日:41 hit、合計:17,452 hit
小｜中｜大
・ ページ12
side.桃
_
桃「大毅、」
赤「ありがとぉ」
桃「体調、落ち着いてる時に飲むんやで」
赤「はーい」
桃「ええ子」
いちごみるくを手渡してポンポン、と冗談混じりで大毅の頭を撫でる。
桃「…」
いつもふわふわの髪の毛が、びっくりするほどパサついていた。
赤「もうちょい良くなったら戻るから」
桃「おっけ。 いない間の板書はコピー取っとくな」
赤「神様みたい」
大毅はああ言うてるけど、きっと戻ってこれないんやろうなぁ… なんて思いながら教室に戻る。
やって、薬まで戻してもうてるんやもん。
薬の効果は頼りに出来ないやろうし。
そしたらやっぱ予想通り、
桃「… あ、大毅の荷物ですか？ はい、放課後持って行きます」
大毅は1日の終わりまでずっと保健室にいた。
(next)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モム
| 作成日時：2024年1月9日 0時
