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side.赤
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寝て、充電して、
その繰り返しでギリギリ毎日頑張れてる。
なんとか今日も頑張れそう。
頑張る、頑張る。
赤「… んん、」
なんか一瞬、夢を見ていたような気がする。
気を抜いたらぶっ倒れそうなほど眠たくて、
たぶん、身体は相当疲れてる。
でも天気ええしさ。
寝るのは勿体ないなー、なんて思う自分もおんの。
正直、面倒くさい。
外は青空、心の中は曇り空、
体調は…
きっとそろそろ雨が降りそう。
赤「んー…」
桃「めっちゃ唸るやん」
寝られへんの？ と小瀧がいきなり俺の足を少し退けてソファーに座ってきた。
桃「珍しいなぁ」
赤「… 何が、」
桃「寝られへんの」
赤「夜、いっぱい寝たからかも」
桃「夜いっぱい寝れたん？ よかったやん」
妙に頭が冴えている。
けど、身体はシャキッとせぇへんの。
普段は夜いっぱい寝ても、空き時間やって全然寝れるのに。
いつもと何かが違う。
赤「… ん？」
何がいつもと違う？
桃「しげさぁ… 最近忙しいん？」
赤「ん？ … いや、まぁぼちぼちよ」
小瀧の大きな目。
ばちっと目が合った。
桃「そっか、」
赤「…」
桃「頑張ってんのな、毎日毎日」
今度は、ぽんっと小瀧の大きな手が俺の頭の上に乗っかった。
なんなん、これ。 どういう状況。
赤「…… ちょ、」
なんで俺、小瀧にこんな励まされ方。
桃「偉い偉い」
赤「こたきっ…」
桃「頑張ってるからしげちゃん、たまに愛おしくなるの」
なに、どうしたん。 小瀧？
赤「ちょ 、ちょ…っ！」
小瀧の顔がどんどん近付いてきたところで、
赤「うわっ………」
緑「しげ？」
ぱっと目が覚めた。
どうやら夢を見ていたらしい。
夢の中の夢。
緑「大丈夫？」
赤「あっ…… うん、大丈夫」
急に飛び起きたからなのか、
まだ心臓は少しバクバクしていた。
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作者名：モム
| 作成日時：2022年9月25日 18時
