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side.黄
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" しげ、今回無理やと思う "
と、神ちゃんから相談を受けたのが1週間前。
" 次のリハは参加します "
と、しげからのメッセージがグループメールに入っていたのが3日前。
緑「やってさ、1曲踊りきるのもやっとな状態なんやで」
黄「…」
そんで今日はそのリハ当日。
緑「仕事やって色々調整してるんやろ？」
黄「んー… そうやな、」
緑「そんなんでライブに向けての準備って出来るんかなって思って」
黄「… とりあえず今日の様子を見てからやな」
緑「…」
何かを考え込んでいる様子の神ちゃんと並んで歩く。
なんとなく気まずい。
黄「今回はどんな感じの振り付け考えてくれたん？」
緑「今回もガッツリ踊ってもらいます！」
黄「ひぃぃ」
一切の妥協はナシか。
まぁそれは当然やな。
緑「あ…」
黄「ん？」
リハ室に一足先に入っていった神ちゃんがぴたりと止まった。
黄「どうしたん、 ……… あ」
中にはしげ。
俺らに気付く様子もなく、イヤフォンを付けてパソコンと睨めっこ。
緑「… 早いな、しげ」
黄「せやね」
神ちゃんが苦笑いで振り返ってくる。
黄「… 行こか？」
そんな神ちゃんの肩をポンッと叩いて促して。
大丈夫やって。
黄「おはよ、しげ」
赤「あ 、」
おはよ、と苦笑い。
… 2人とも似てんの、ほんまおもろい。
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作者名：モム
| 作成日時：2022年9月25日 18時
