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side.黄
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最後にあいつと会ったのは、あのロケの日。
眉間にふっかいシワ寄せて、脂汗ダラッダラかきながら病院に行った重岡を見送って以来、1回も会ってへん。
緑「しげ、また調子悪いんやって？」
黄「そうみたいやわ」
緑「ご飯まともに食べれてへんかったんやろ？」
黄「俺もまだ詳しいこと聞けてへんからよう分からんけどな」
大袈裟かもしれんけど、重岡のいない楽屋はいつもよりほんの少しだけ広く感じる気がする。
あいつ、大体寝とるから大して変わらへんはずやのに。
それでも、
いるのといないの。
これだけで、こんなにも違う。
そう考えたら、
黄「……」
無性に会いたくなった。
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作者名：モム
| 作成日時：2022年1月23日 12時
