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side.桃
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不幸中の幸いなのか、あの場所から俺の家まではそう遠くなかったため、大毅さんを家に連れて帰ってきた。
抵抗する気力も、喋る気力も残っていなかったのか、大毅さんは俺にされるがままやった。
びしょ濡れの大毅さん。
嘔吐物で汚れてしまった服も雨のおかげでなのか、そこまでぐちゃぐちゃやなくなっていて。
ほんまはすぐにでもお風呂に入って身体を温めてもらいたい。
やけど、大毅さんはずっとトイレで吐き続けとる。
その間、俺は暖房を入れたり、大毅さんの着替えを用意したりと割と忙しい。
桃「…待てよ、」
大毅さん、今日泊まっていくんかな？
…泊まるやんな、具合悪そうやし。
雨も風もえらいことになってきたし。
トイレの中からは相変わらず大毅さんの苦しそうな声が聞こえてくる。
桃「…」
あんなに細い身体で、あんなに吐いて。
…なんかの病気なんやろうか。
いや、確証もないのにこんなん思ったらあかんよな。
桃「ん…？」
と、 ふと気付くとトイレから何も物音がしなくなってる。
まさか。
桃「っ、大毅さん？！ 大丈夫ですか？」
鍵は掛かってへん。
やけど、一応ノックしてみる。
桃「大毅さんっ？！ 開けますよ！」
中では、大毅さんが便器を抱え込むようにして意識を失っていた。
桃「大毅さん、しっかりしてください！！」
パニックになった俺は思いっきり大毅さんを揺する。
赤「っ、 さむい ……」
大毅さんはなんとか意識を取り戻してくれたみたいやった。
桃「お風呂、沸かしてあります。 1人で大丈夫ですか？」
フラフラしてるどころか、俺が支えてやらな立つことも出来ひん状態の大毅さん。
桃「…」
大毅さんがお風呂に入ってる間、俺は色んなことを考えていた。
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林 檎(プロフ) - モムさん» 返信有難う御座います。そうだったんですね！素敵な曲と、素敵なモムさんの物語楽しみにしております◎ (2020年9月2日 22時) (
レス) id: df984efc97 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - 林 檎さん» コメントありがとうございます！ そうですね、周りにキンプリ担の友達がいっぱいいるのでよく一緒に現場行ったりはしてます（＾Ｏ＾） (2020年9月2日 15時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)
林 檎(プロフ) - こんばんは、コメント失礼します。私の大好きな曲×WEST、最強です。モムさんもどちらのグループも応援されているのですか？更新楽しみにしております◎ (2020年9月1日 22時) (レス) id: df984efc97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2020年9月1日 21時
