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side.黄
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黄「…」





妙に静かな楽屋。






集合時間を大幅に過ぎても来ないしげに怒りを感じとるわけやなくて、みんな薄々気付いとるんやと思う。








桃「…大丈夫なんかな、」






しげのこの遅刻はただの寝過ごしなんかやない、もっと深刻な何かということに。









紫「ただの寝坊ならええんやけどなぁ…」


橙「まぁ、よくはないんやけどな？」


緑「…駄目や、既読にならへん」


青「俺も」





いつまで経っても来るどころか、連絡すら取れへんしげ。







謎の不安と焦りでピリつく空気。





…あかんな、俺らがこんなんやったら。








俺らも各々仕事が入っとって、いつまでも待てるわけやない。






とりあえず今日の撮影は一旦延期で、俺らは解散することに。









そして昼過ぎ。







黄「…おっけ、了解」





ようやくしげと連絡が取れた、としげのマネージャーからみんなに連絡が入った。









" ほんまにごめんなさい "





とたった一言、グループメールにしげからのメッセージが入っとったのも丁度その時間やった。

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