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side.黄
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桃「しげ…？ 諦めるって、何を…？」
望が、羨ましいと思った。
桃「辞めへんって 、諦めたないって…っ！ 言うてたやんか…っ！！」
思ったことを正直にそのまま言える望が。
赤「ほんまは分かってたんよ。 諦めなあかんことくらい」
桃「っ、嫌やって…」
赤「やけど、俺ほんまにこの仕事大好きやったからさ、なかなか決断出来ひんくて」
桃「嫌や、 俺は……っ！！」
紫「望、」
泣きながら大声で叫ぶ望を遮ったのは、静かに涙を流していた�陲舛磴鵑笋辰拭�
紫「まずはしげの話、ちゃんと最後まで聞いてあげなあかんやろ？」
�陲舛磴鵑�泣いてる。
他のみんなも泣いてる。
泣いて、ええんや。
黄「っ…」
今この場で泣いてへんのは、しげだけ。
赤「ありがとう、はまちゃん。 小瀧もごめんな？ …… えーっと、何言おうとしてたんやっけ」
こいつも、泣いたらええのに。
赤「…あ、思い出した。 俺さ、前にも言うてたと思うけど、やっぱライブがいっちばん好きやねん」
俺がついさっき思い出してたしげの言葉。
黄「……っ！」
覚えてるやん、
赤「やから、最後にライブやりたいなーとかも色々考えてんけど」
まだまだ色んなこと。
赤「何をどうしても、無理なもんは無理なんよな」
桃「なんで…？」
赤「やってさ、ライブ中に歌詞忘れるかもしれへんやん。 ダンスの振りも、捌ける位置も。 どれか1つでも忘れたらその時点でアウトやんか」
桃「…神ちゃんが言うたこと、気にしてるん？」
赤「へっ… 神ちゃん？ そんなん言うてたっけ？」
桃「…覚えて、ないんや」
緑「うん、俺言うたよ」
赤「…… そっか。 ほらな？ やっぱり忘れてまうねん。 いくら覚えても、教えてもらっても、忘れたら意味ないやんか。 メンバーにも、スタッフさんにもめっちゃ迷惑かけてまうと思うし。 …それに、」
グッと唇を噛みしめるしげ。
我慢すんなって。
泣けって。
赤「何より、来てくれるみんながこないな俺の姿見たら、どう思う？」
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りん(プロフ) - 話の続き気になります！ (2020年6月21日 0時) (
レス) id: fd7d75c95b (このIDを非表示/違反報告)
藤井みるく - 話の続き早くみたいです！ (2020年6月13日 16時) (レス) id: caf5bdba53 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - ひなこさん» ありがとうございます！（；＿；） (2020年6月4日 23時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)
ひなこ - 話の続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: bfd6566193 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - みずきさん» コメント嬉しいです、ありがとうございます（ ; ; ） (2020年5月25日 17時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2020年5月16日 16時
