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side.桃
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桃「は…？」
日本語って難しい。
俺には理解出来ひん。
いやだ 、 いやだ。
何も聞いてへん。
俺は、 何も。
桃「はっ… はぁ……っ！」
赤「っ、小瀧！！」
ほら、大丈夫。
今やって俺の背中をさすってくれてんのは、しげ。
俺の名前を呼んでくれてんのも、しげ。
桃「はぁ……っ 、しげ、 しげっ…」
赤「小瀧、大丈夫やからな。 ゆっくり息吐いて」
桃「っ… 辞めへんよな？」
赤「…え？」
桃「しげ、この仕事辞めへんよな…っ？」
赤「…」
なんで、
なんで黙るの。
赤「辞めへんよ」
桃「ほんまに…っ？」
赤「諦めたない」
しげの言葉を聞いて安心したのも束の間、
緑「…ほんまに言うてんの？」
いつもより低い神ちゃんの声が静かに部屋に響いた。
緑「忘れてまうんやろ？ …何もかも。 そんなんで、仕事続けられると思ってるん？」
赤「神ちゃん…」
桃「ちょっと神ちゃん！ なんでそんなこと言うん…？」
黄「…俺もそう思う、」
桃「淳太まで…」
橙「望、この仕事は特に記憶が大切な仕事やんか」
桃「そんなんっ…」
俺が教える、と言いかけて
緑「…コンサート中に歌詞を忘れたら？ ダンスの振りを忘れたら？ 捌ける位置を忘れて怪我でもしたら？ ……っ、 それはのんちゃんが責任取るようなことちゃうやろっ…」
神ちゃんにズバッと正論を言われて、何も言えなくなってしまった。
そんな時、
赤「っ、俺はやりたいねん…っ！ 続けへんかったらっ 、 全部、忘れてまう……っ！！」
しげが立ち上がって叫ぶ。
その悲痛なしげの叫び声は、 たぶん
みんなの耳にも強く残ったと思う。
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りん(プロフ) - 話の続き気になります！ (2020年6月21日 0時) (
レス) id: fd7d75c95b (このIDを非表示/違反報告)
藤井みるく - 話の続き早くみたいです！ (2020年6月13日 16時) (レス) id: caf5bdba53 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - ひなこさん» ありがとうございます！（；＿；） (2020年6月4日 23時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)
ひなこ - 話の続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2020年5月31日 23時) (レス) id: bfd6566193 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - みずきさん» コメント嬉しいです、ありがとうございます（ ; ; ） (2020年5月25日 17時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2020年5月16日 16時
