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side.緑
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赤「…… なんでまた？」
隣に座るしげが怪訝そうに俺を見つめてくる。
どうしようもなくしげの熱が高かったりしたらタクシーでも拾おうとしてたけど、
幸い、微熱程度やったからそのまんま電車で帰ってきた。
なんだか、Jr.時代のことを思い返してほしくて。
それに平日の昼下がりは乗ってる人も少なくて、すごく心地の良い空間やった。
赤「…それにしても久しぶりやなぁ、電車」
緑「せやろ？」
赤「なんかJr.時代のこと思い出すわ」
緑「よっしゃ！」
赤「…え？ どした？」
小さくガッツポーズをした俺を、相変わらずの怪訝そうな顔で見てくるしげ。
緑「昔のことを思い出してもらうのが、電車に乗った目的やってん」
赤「へ…」
緑「もう焦らんでええのよ、俺らはさ」
赤「…」
緑「まぁ俺やって焦ってるし、焦らなあかんのかもしれへんけど」
昔はよう、こうやって帰りの電車の中でこれからのことについて話し合ってたなぁ。
緑「もう俺らは子どもやないから。 一生を共にする仲間やって決まってるやんか」
誰かがいなくなって、また新しい誰かが入ってくる。
仕事というのはそれが当たり前で。
やけど、それが子どもながらにも少し怖くて。
緑「やからさ、少し気ぃ抜くのも大事なんちゃうかな」
昔からずっとセンターを背負ってきた彼にとって、それが1番難しいってことは重々承知の上やねんけど。
俺やって、昔からずっと彼の隣で一緒にやってきてんねん。
今までずっと一緒にやってきたからこそ、これからもずっと一緒にやっていく責任やってある。
赤「… やんなぁ、」
ぽそっと呟かれたその声は
ほんの少しだけ、あの頃に戻ったようなそんな幼い声に聞こえた。
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ぴぴ - リクエストかいていただいてありがとうございました！また、おねがいします (2020年4月23日 17時) (
レス) id: 7988e433c9 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - mikiさん» わーいリクエストありがとうございます！ ぜひ書かせていただきますね(^｡^) (2020年4月21日 20時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)
miki - いつもモムさんの作品楽しく拝見させていただいています。腹痛系しげちゃんが好きで、コンビはかみしげが好きです。今度機会があったら書いていただきたいです。これからも更新楽しみに待っています！ (2020年4月20日 9時) (レス) id: 9a769fd72f (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - おでんさん» こちらこそリクエストありがとうございました！(^｡^) (2020年4月19日 22時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)
おでん(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました！しげと�陲舛磴鵑離灰鵐啾膵イ�なのでとても嬉しかったです(^o^)また機会があったらお願いします！ (2020年4月19日 2時) (レス) id: 722949f5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2020年3月1日 21時
