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side.桃
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しげの部屋に様子を見に来てから30分ほど経って、
桃「しげっ！」
ようやくしげがトイレから出てきた。
話を聞く限り、もう1時間半も籠っていたことになる。
桃「なぁ、ほんまに大丈夫…？」
慌てて駆け寄るも、しげは首をふるふると横に振ってベッドに倒れ込んでしまった。
荒々しい手つきで布団を手繰り寄せて、お腹を抱え込むように身体を丸めると
赤「… こたきは 、大丈夫なん……？」
ようやく口を開いたしげ。
桃「…うん、俺は平気」
赤「…… そ、 よかった」
絞り出したような苦しげな声で俺の心配をしてくるしげに胸が痛む。
こんな時まで人の心配せんでええのに。
桃「…お腹痛いん？」
もう声を出すのも辛いのか、しげは微かに頷いただけやった。
とりあえず状況を整理するためにスタッフさんを交えて話し合うも、
赤「お腹……っ！」
また5分もしないうちにトイレに走っていってしまう。
桃「しげ…」
こんな状況やけど、唯一の救いはもうロケは終わっていて、後は帰るだけということ。
真夜中やし、症状が症状やから一旦様子見ということでみんな各々部屋に戻っていった。
桃「…」
こういう時って1人になりたいんかな。
やけど、中で倒れたりとかしたら…
桃「…やばい、分からん」
今ここには、マネージャーも他のメンバーもいない。
こういう時、どうしたらええの？
なんも分からんくて、とりあえずトイレの前をうろうろする。
声を掛けようかどうしようか迷う暇もなく、
赤「…ふぅっ 、 うぅ……っ！！」
桃「…っ！」
中からは呻くような荒い息遣いが聞こえてきた。
声を掛けられるような状況やない。
手が震えてくる。
赤「んん …っ！ …くっ ……」
重たい衣擦れと激しい水音から逃げるように、結局俺はその場を離れた。
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ぴぴ - リクエストかいていただいてありがとうございました！また、おねがいします (2020年4月23日 17時) (
レス) id: 7988e433c9 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - mikiさん» わーいリクエストありがとうございます！ ぜひ書かせていただきますね(^｡^) (2020年4月21日 20時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)
miki - いつもモムさんの作品楽しく拝見させていただいています。腹痛系しげちゃんが好きで、コンビはかみしげが好きです。今度機会があったら書いていただきたいです。これからも更新楽しみに待っています！ (2020年4月20日 9時) (レス) id: 9a769fd72f (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - おでんさん» こちらこそリクエストありがとうございました！(^｡^) (2020年4月19日 22時) (レス) id: dc108877f5 (このIDを非表示/違反報告)
おでん(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました！しげと�陲舛磴鵑離灰鵐啾膵イ�なのでとても嬉しかったです(^o^)また機会があったらお願いします！ (2020年4月19日 2時) (レス) id: 722949f5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2020年3月1日 21時
