Kir ２ ページ50
side.赤
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錦「おいゴラ。なんやその顔は」
赤「色々、思い返してました」
錦「何を」
赤「錦戸くんと、色々あったなー思て」
その日の夜、錦戸くんと少しお洒落なお店でしっぽり語り合う。
錦「やからその色々を聞いてんねん」
グビッと豪快にビールを飲む錦戸くん。
赤「たっくさんお世話になったなぁ… って思いまして」
錦「おまっ… 急になんやねん」
錦戸くんのビールのジョッキはもう中身が無くなっていた。
…俺なんてまだ一口しか飲んでへんのに。
赤「ていうか、今日オフやったんですよね？」
錦「は？ ちゃうし」
赤「そですか」
錦「なに疑ってんねん」
赤「別に疑ってないです」
錦「…んやねん」
錦戸くんが突然、俺のほっぺをグネグネ抓ってくる。 痛すぎる。
錦「で、お前は結局何が言いたいんや？」
赤「…」
こうやって改めて言うのってめちゃめちゃ緊張するし、なんかあれやけど
錦「おい」
赤「……ありがとう、ございました。 今までもこれからも」
錦「…」
赤「大好きです、錦戸くんのことが」
今言わないと、もう永遠に言われへんくなってまいそうやから。
錦「…おん、」
赤「…」
恥ずかしくて思わず俯くと、
赤「んっ…」
くいっと顎を持ち上げられて、キスされた。
赤「んく…っ 、」
同時に甘いお酒が口内に入ってくる。
赤「にしきどく……っ 、」
錦「ふはっ、お前甘い酒好きやろ？」
いつのまにか錦戸くん、頼んでたんや。
ピッチ早いなぁ… やなくて。
赤「錦戸くん、頑張ってください。 俺、ずっと錦戸くんのこと大好きですから」
錦「重岡… お前、」
赤「錦戸くんもしかして泣いてます？」
錦「アホちゃう？！ 泣くわけないやろが」
すんっと鼻をすする錦戸くん。
錦「でもありがとな。 お前も頑張れよ」
赤「…またごはん、誘ってくださいね」
いってらっしゃい、錦戸くん。
錦「は？ お前から誘えや」
錦戸くんはこれからもずっと、俺の大好きな先輩ですから。
(END)
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モム(プロフ) - けーた。さん» えぇ本当ですか…！ 喜んでいただけて光栄です〜（ ; ; ） (2019年10月4日 11時) (
レス) id: 42274ec8ec (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - mmさん» リクエストありがとうございます(^｡^) ぜひ書かせて頂きますね！ (2019年10月4日 11時) (レス) id: 42274ec8ec (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - モムさん〜！もう、ビックリしました！お手紙届いていないと思っていたところに黄色さんドッキリのくだり…！驚くと同時に嬉しすぎて興奮です！いつもわがままリクを理想なお話にして下さって本当にありがとうございます。これからも楽しみに読ませて頂きますね(*^^*) (2019年9月19日 20時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - いつも楽しくお話を読ませて頂いております。リクエストをお願いしたいです。kj黄×WEST赤さんの周りから赤さんを防御する黄さんと無意識に愛されまくる赤さんをお願いします。 (2019年9月19日 17時) (レス) id: 83fc932a31 (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - モムさん» あー、すみません。結構前に送ったので多分もう見れないと思います；すみません。リクについてだったので…気になさらないでください^^ (2019年9月15日 17時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2019年4月28日 23時
