シェアハウスの理由 １０ ページ47
side.緑
_
赤「もうずーっと一緒におるからさぁ、」
緑「…」
赤「ともがおらへんくなった時のことが想像できひん」
緑「そんなん想像せんでええ」
赤「くふふっ、これからもずっとそばにおってくれるって？」
緑「うん」
赤「じゃあええわ、こんなんでも」
そう言うて、ガバッと起き上がる大毅。
赤「……う 、」
お願いやから自分の身体の状況を分かっててほしい。
緑「…こんなんでもええって？」
赤「俺さぁ、すぐ体調悪なるやんか」
緑「うん」
赤「高校の卒業式とかも出られへんかったし」
緑「…うん」
赤「やけどさ、後日みんなが俺のためだけに集まってプチ卒業式みたいなんしてくれたやん？ …あれめっちゃ嬉しかったんよね」
緑「うん、それで？」
大毅の言うてることがイマイチ掴めへんくて、先を促した。
赤「身体弱くてやりたいこと出来んくてめっちゃ悔しくても、いっつも友達とかともが叶えてくれるから大丈夫なんやって」
うー… 上手く伝わらん、 と大毅が頭を抱え出す。
ほんま、口下手なんやから。
やけど、そんな大毅の言いたいことが全て分かってしまうのが、俺。
緑「…大毅がそんなんやからやで」
赤「へ？」
緑「みんな、大毅とおると幸せやから、大毅のことも幸せにしてあげたくなってまうの」
途端に大毅の表情が明るくなる。
ほら、そういうとこ。
緑「大毅が友達に恵まれてるなーって思ってるんなら、それは大毅が大毅やからで…… って、あかん。俺も上手く伝わらん」
赤「ふはっ、ともも俺と一緒やん」
緑「いや、大毅よりかは伝わってるやろ」
赤「なにそれ！ ひどいわぁ、」
病室に大毅の特徴的な笑い声が響く。
なぜか不思議と、胸が高鳴った。
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モム(プロフ) - けーた。さん» えぇ本当ですか…！ 喜んでいただけて光栄です〜（ ; ; ） (2019年10月4日 11時) (
レス) id: 42274ec8ec (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - mmさん» リクエストありがとうございます(^｡^) ぜひ書かせて頂きますね！ (2019年10月4日 11時) (レス) id: 42274ec8ec (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - モムさん〜！もう、ビックリしました！お手紙届いていないと思っていたところに黄色さんドッキリのくだり…！驚くと同時に嬉しすぎて興奮です！いつもわがままリクを理想なお話にして下さって本当にありがとうございます。これからも楽しみに読ませて頂きますね(*^^*) (2019年9月19日 20時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - いつも楽しくお話を読ませて頂いております。リクエストをお願いしたいです。kj黄×WEST赤さんの周りから赤さんを防御する黄さんと無意識に愛されまくる赤さんをお願いします。 (2019年9月19日 17時) (レス) id: 83fc932a31 (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - モムさん» あー、すみません。結構前に送ったので多分もう見れないと思います；すみません。リクについてだったので…気になさらないでください^^ (2019年9月15日 17時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2019年4月28日 23時
