まるで高熱のような ４ ページ17
side.赤
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懐かしい夢を見てたような気がする。
赤「……だっる 、」
あかん、ぜんっぜん記憶がない。
俺どうしたんやっけ。
赤「…ん？」
きっちり着てたはずのスーツが緩められている。
仕事してたんやっけ？
赤「…ぅ、ぷっ……」
起き上がったら、目の前がぐるぐる回って急激な吐き気が襲ってくる。
気持ち悪い、 やばい。
口元を押さえながらフラフラとトイレまで急いで、なんとか間に合ったけど盛大に戻してしまった。
赤「はぁっ…… はぁ 、」
便器にしがみ付いて、ただひたすらに気持ち悪さに耐える。
なかなか呼吸が整ってくれへん。
寒いのに身体はあっついし、冷や汗止まらんし。
大量に吐いて少しスッキリしてトイレから出ると、
緑「落ち着いた…？」
と、俺を心配する声が聞こえる。
あぁ、さっきのはやっぱり夢やなかったんや。
赤「ゆめ 、やない……」
緑「夢？」
赤「っ…」
緑「ちょっ… ベッド戻ろ！」
赤「ソファー…」
緑「ソファーがええの？」
赤「ん…」
自分でも何言ってんだか分からへん。
ただ誰かにそばにおってほしくて。
俺より小柄なともに支えてもらいながら、リビングのソファーまで移動する。
緑「横んなる？」
赤「くすり、 のむ…」
ぐるぐる回る視界の中、風邪薬を口に放り込んでソファーに倒れ込んだ。
緑「ちょっと！ しげちゃん、今日なんも食べてへんやろ？」
ともの声がわんわん頭に響く。
緑「胃おかしくなってまうよ」
赤「だいじょーぶ……」
緑「さっきあんだけ、げぇげぇ吐いとったのに？」
赤「…ごめんて 、」
そのうち喋るのも辛くなってきて、意識をフェードアウトさせようとする。
目を閉じていても相変わらずぐるぐる回ってるような感じがして、どうにも耐えられそうになかった。
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モム(プロフ) - けーた。さん» えぇ本当ですか…！ 喜んでいただけて光栄です〜（ ; ; ） (2019年10月4日 11時) (
レス) id: 42274ec8ec (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - mmさん» リクエストありがとうございます(^｡^) ぜひ書かせて頂きますね！ (2019年10月4日 11時) (レス) id: 42274ec8ec (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - モムさん〜！もう、ビックリしました！お手紙届いていないと思っていたところに黄色さんドッキリのくだり…！驚くと同時に嬉しすぎて興奮です！いつもわがままリクを理想なお話にして下さって本当にありがとうございます。これからも楽しみに読ませて頂きますね(*^^*) (2019年9月19日 20時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - いつも楽しくお話を読ませて頂いております。リクエストをお願いしたいです。kj黄×WEST赤さんの周りから赤さんを防御する黄さんと無意識に愛されまくる赤さんをお願いします。 (2019年9月19日 17時) (レス) id: 83fc932a31 (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - モムさん» あー、すみません。結構前に送ったので多分もう見れないと思います；すみません。リクについてだったので…気になさらないでください^^ (2019年9月15日 17時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モム
| 作成日時：2019年4月28日 23時
