検索窓
今日:18 hit、昨日:21 hit、合計:243,450 hit

好きな事は好きな子と。(青×赤) ページ1

side.青
_


緑「今日はのんちゃんと放課後パフェ食べてくるの」


青「ふーん…」





目をキラッキラさせながら、今日行くらしいお店を調べてる神ちゃん。







幸せそうでええなぁ。






緑「声出とるよ」


青「あ…」


緑「しげとは行かへんの? 放課後デート」


青「放課後デート、ねぇ…」


緑「のんちゃんが誘ってくれたんよ、今日のお店」


青「へぇ…」


緑「…あのさぁ、もうちょっと興味持ってくれへん?」


青「ごめんごめん」


緑「はぁ…… で、俺が言いたいのはやっぱりこういうのは彼氏から誘ってくれなくちゃ!! ってこと」


青「…」






立ち上がって熱弁する神ちゃんに圧倒される俺。









緑「…俺だけ盛り上がってるみたいで、ものすごくやだ」


青「ごめんって。 …でも、どこに誘ったらええの?」


緑「そんなん自分で考えてや」


青「えぇ…」





縋るような思いで神ちゃんを見上げると、はぁっとため息をつかれる。








青「お願い、見捨てんといて」


緑「…なにそれ。 やけど、しげの好きな場所の方がええんやない?」


青「大毅の好きな場所?」


緑「そう。 なんか思い当たる場所とかないん?」


青「漢方屋さん」


緑「…」


青「…」






突然の沈黙。









緑「…本気で言うてる?」


青「割と本気で言うてる」


緑「デートで漢方… かんぽう ………」






彼氏がのんちゃんでよかった、とまで言われる始末。





ちょっと悔しい。









緑「ま、ええんやない?」


青「…本気で言うてる?」


緑「さっき俺が言うたこと真似せんといて」






なんでかちょっと冷たい神ちゃんのアドバイスを受けて、俺の放課後デート作戦が始まった。



(next)

好きな事は好きな子と。2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (314 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1185人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

モム(プロフ) - けーた。さん» えぇ本当ですか…! 喜んでいただけて光栄です〜( ; ; ) (2019年10月4日 11時) (レス) id: 42274ec8ec (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - mmさん» リクエストありがとうございます(^。^) ぜひ書かせて頂きますね! (2019年10月4日 11時) (レス) id: 42274ec8ec (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - モムさん〜!もう、ビックリしました!お手紙届いていないと思っていたところに黄色さんドッキリのくだり…!驚くと同時に嬉しすぎて興奮です!いつもわがままリクを理想なお話にして下さって本当にありがとうございます。これからも楽しみに読ませて頂きますね(*^^*) (2019年9月19日 20時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - いつも楽しくお話を読ませて頂いております。リクエストをお願いしたいです。kj黄×WEST赤さんの周りから赤さんを防御する黄さんと無意識に愛されまくる赤さんをお願いします。 (2019年9月19日 17時) (レス) id: 83fc932a31 (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - モムさん» あー、すみません。結構前に送ったので多分もう見れないと思います;すみません。リクについてだったので…気になさらないでください^^ (2019年9月15日 17時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:モム | 作成日時:2019年4月28日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。