cosmetic!!

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side.青
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「流星くん、おはようっ」


「よかったら連絡先…」


「今日の放課後、時間あったりしますか…？」






もう毎日こんなん。





次々と来る誘いに丁重に断りを入れながら、教室に急ぐ。









紫「流星くんっ！ おはよう！！」


橙「おはよっ！」


青「おぉ、おはよ」






はまこちゃんときりこちゃんが来てるってことは、きっとしげこも…








青「え、あそこで寝てるのって…」


橙「しげこだよ？ 何か用あった？」


青「いや、特に用はないねんけど…」


紫「なになに？ しげこのこと気になってるの？！」


青「あ、いや…」





ほんま女子ってこういう話好きよなぁ…








教室でもお誘いの嵐。







そんなことより、寝てるしげこが気になって仕方がない。






こっそりきりこちゃんを呼んで、しげこのことを聞き出そうとするも怪訝そうな顔をされてしまう。








橙「体調良くないみたいだけど…」


青「えっ、大丈夫なん？」


橙「さぁ… でもなんでそんなこと？」






ああああああ、女子ってこういうとこある！





別にええやん！ 普通に心配してる、やあかんの？







彼氏やし！ 俺、しげこの彼氏やし！！









青「…」






やけど、なんで付き合ってるの隠さなアカンのかなぁ。





しげこの頼みやから、しゃーないといえばしゃーないけど。








ロッカーから教科書を出して戻ろうとすると、







青「あ… 今日、なんか大丈夫？」


赤「大丈夫。 ありがと」


青「でも、」


赤「大丈夫だってば」






心配ありがとね、って優しく微笑んでくるしげこ。





あぁ… 今すぐイチャイチャしたくておかしくなってまいそう。









今日の放課後、空いてへんかなぁ…





なんて、この時は呑気に考えとった。



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