天国のような匂いがした(紫×赤) ページ6
side.紫
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9月に入って、幾らか夜風も涼しくなってきた頃。
先に寝てしまった大毅を置いて、俺は1人ベランダで煙草をふかしていた。
夜っていうても、まだ0時前。
相変わらず大毅は寝るのが早い。
夜風が髪を揺らしていくのが心地良く感じる。
もう少ししてから戻ろう。
紫「おわ…っ?!」
と、急に腰回りにまとわりついてくる手が。
紫「…大毅?」
まぁ、大毅しかおらんのやけど。
赤「…はまちゃん、」
紫「起きたん?」
赤「……」
ぎゅう、と大毅に抱きつかれたままで空を仰ぐ。
紫「どうしたんよ」
赤「…起きたら、はまちゃんおらんかった」
紫「ごめんごめん」
赤「ベッド戻ろ…」
俺が返事をする前に服を引っ張られて中に連れていかれる。
紫「もう寝るん?」
赤「…寝ぇへんの? 明日も仕事やろ?」
紫「いや、まぁそうなんやけどさ」
赤「なに…」
紫「まだ眠ないかなー…って」
赤「……」
なんだか目つきの悪い大毅に見つめられる。
紫「…大毅さん?」
赤「はまちゃん、おとな」
紫「へっ…」
大毅に強引に横にされたと思ったら、むぎゅーって抱きつかれる。
俺の胸元に顔を埋めて。
赤「大人の匂いがする」
紫「あぁごめん、煙たい?」
赤「そうやなくて 、 大人の匂いがする言うてんの」
ぐりぐりと顔を押しつけてくる。
息できてるんやろか、この子。
紫「大毅は煙草も吸わんし、香水も付けへんもんな」
赤「うん 、なんか……」
顔を上げた大毅を見て気付く。
目つきが悪いのは、
赤「やっぱり大人やなって思ってもうて…… はまちゃんのこと」
きっと眠たいからなんやろうなって。
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モム(プロフ) - けーた。さん» リクエストありがとうございます〜( ; ; )移行先で書かせていただきますね…! (2018年11月14日 21時) (レス) id: 6ef98410ae (このIDを非表示/違反報告)
けーた。(プロフ) - こんばんは。モムさんのお部屋で見てみたいお話が出てきたのでお邪魔しました;リク可能でしたら黄×赤で雑誌の立位置エピが絡んだ可愛らしいお話をお願いしたくて。黄色さん大好きな赤さんと内心自慢したくて仕方ない黄色さん…そんなお話ですがお願いできますか?^^ (2018年11月11日 20時) (レス) id: 5c1dcb4cdc (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - ちょこさんさん» コメント、リクエスト共にありがとうございます…! ぜひ書かせて頂きますね(^。^) (2018年11月8日 1時) (レス) id: 6ef98410ae (このIDを非表示/違反報告)
ちょこさん - いつも楽しく読ませていただいております。リクエストなのですが、赤さんが本当に体調が悪いのにメンバーは嘘だと思って信じなくて、、、みたいな話を読んでみたいです!もしよろしければよろしくお願いします(・・*)これからもひっそりと読ませていただきます〜! (2018年11月5日 0時) (レス) id: fbde2448b3 (このIDを非表示/違反報告)
モム(プロフ) - けーた。さん» そう言って頂けて嬉しい限りです〜〜(;_;) (2018年10月26日 1時) (レス) id: 6ef98410ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モム | 作成日時:2018年8月28日 22時