一宮妹の恋物語 -1-

#44 ｺﾗﾎﾞ/ﾃｵｸﾝ ページ45

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テオくんとの動画撮影日。

気合いを入れて、髪の毛はエクステをつけて、ふわふわにした。


じん「おー、Aめっちゃかわいい！いや、いいね！」


じんくんもスタジオにいて、ありがとう、ってお礼を言う。


てお「え、かわいいんだが」


『一番すきなキャラの成海ちゃんイメージですっ！！』


あ、Honeyworkの！！めっちゃいいやん！って拍手される。





てお「メイキングも撮るんよね？」

『そう！がんばろーっ！』


てお「はい、今回は、Honeyworksさんの生意気ハニーという曲になります」


『私セレクトです！
この曲、女の子目線と男の子目線があるんですが、それをリミックスさせて頂きました！

恋しちゃってわくわくっ！みたいなかわいい曲なのでぜひ聞いてねっ』




はい、それではテオくんから意気込みを一言。

ってカメラを受け取る。



てお「えー今回両思い役、なんなら告白される役なので思いっきり堪能しますっっ」


《《役得》》






『テオ兄私のことすきキャラだもんね』


自分の方ではしっかりお兄ちゃん役をやらせてもらったのでこっちは1人の男としてですね、、、


てお「はっ！この曲はAセレクトだから、つまり、俺のことがすきっ、、、、？」

ってカメラを前に饒舌なテオくんを一回放置






てお「おーいっ無視するなー。A？」


『うん、そう。物語でくらい、両思いになりたかったから』


てお「、、、ちょっと真面目な顔されると芋る」


『えんたーていめんとです』


《《27歳男性撃沈》》






てお「これ以上誤魔化せないスキ♡」


休憩中も小さい声で口ずさむテオくん。

ノリにのって可愛こぶってみる。


『構ってほしい、ねぇっ！』


てお「負けました、そこが一番かわいいパートや」





撮影の合間に、ジンくんからサムネ撮影の指示


じん「はい、写真撮るこっち向いてーっ」


こっち。と手を引かれて肩を組まれる。
あ、距離近い。


てお「じんくんアップバージョンでも撮って」


はーい、じゃあ2人向き合って！


次、やっぱ小さい声でAがテオくんに何か囁いてる風で！


手をテオくんの耳に添える


今更だけど、昔、好きでした




じん「はい、逆パターン！次テオくん！」


テオくんの手が私の耳元に触れる


てお「、、、知ってた。幸せになって。応援してる」




離れて、2人でにこって微笑み合う。


ありがとう、大好きだった人。

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