#41 ｸﾞﾗﾝﾋﾟﾝｸﾞ ページ42
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男子陣とお菓子取り合い＆雪合戦をして、撮れ高は十分。
女子棟に戻ってきて、もういいよね、って交代でお風呂に入る。
待っている皆でお菓子片手に女子会。
じゃんけんで勝って、一番最初にお風呂に入ることに。
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お風呂あがりましたーっ、
キャミソールにパーカーを羽織りながら、洗面所を出る。
え？…目の前にはゆたとやまと。それから,、カメラ。
女子棟なのになんで2人がここに？
状況が掴めなく、その場から動けないでいると、小さい声で大和の声が聞こえる。
やま「えろい」
ゆた「回れ右」
『はい！、、、はい？』
ゆたから号令を受けて、思わず体が反応する。
後ろ向きの状況になって様子を伺えば、追加で指示。
一回戻って。
また彼らの方に向き直ろうとすれば、いや、ちがう。って、後ろから両手で肩を押されて洗面所に戻される。
戻った瞬間、くるりと反転させられて、そのまま壁に押し付けられる。
え、何、この状況。
距離、近くないですか
ゆたの肘が壁につく
え、これが噂の壁ドン？
頭のなかで私がふざける。
未だ脳が状況に追いつかない。
ゆたは、はぁ、ってため息をひとつ。
吐息が、耳に触れる。
ゆた「頼むから、、、危機感って言葉、覚えて。」
そう言って、開いているパーカーのジッパーを首元まで引き上げる。
極め付きにパーカーのフードの紐を、赤頭巾ちゃんみたいに口元で結ぶ。
にこりほ姉と種類違いで、うさ耳がついているパーカー。
ピンクうさぎの完成だ。
『、、、これはちょっとやり過ぎでは』
他に、出てくる言葉がない。
いいから。
そういって元の部屋に戻される。
まずは、やまとが持っているカメラに向かって一言。
『先程は、お目汚し大変失礼いたしました。』
そう言って逃げるように女子会の輪に加わってみる。
やま「あ、逃げた」
これ以上、正面からカメラには映れない。
るなちゃんの隣に収まれば、耳を弄ばれる。
るな「うさぎや。かわいい」
やまと、ゆたも同じく女子の輪に入って着席をして、何事もなかったように、先ほどの話
？に。
果たしていま、私、普通の顔できてるだろうか。
ほっぺを触るけど、熱を持ってはいない。大丈夫。
カメラ回ってる、ポーカーフェイス。大丈夫。
そうは思うものの、彼の方に目線は向けられない。
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美花(プロフ) - 名前の固定設定が『ちな』になっているので、『ちなみに』などの言葉の『ちな』が全部設定した名前に変換されてしまいます（名前がゆかだと『ちなみに』が『ゆかみに』）更新大変だと思いますが毎日更新楽しみにしています！素敵な作品ありがとうございます！ (9月3日 17時) (
レス) id: 96ed313a43 (このIDを非表示/違反報告)
れもんあいす(プロフ) - RX-00さん» コメントありがとうございます☺︎！ぜひ第二章も楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2023年4月13日 23時) (レス) id: 075d7d5319 (このIDを非表示/違反報告)
RX-00(プロフ) - 一気に読みました！このあとの展展開楽しみにしています！ (2023年4月13日 21時) (レス) id: d76f713c2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんあいす | 作成日時：2020年11月24日 19時
