一宮妹の恋物語 -1-

#38 ｸﾞﾗﾝﾋﾟﾝｸﾞ ページ39

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やま「あ、もういっこ

ということで、ゆたAカップル成立＆交際おめでとーうっ」



凍り付くその場と一同。
パチパチとやまとの手をたたく音だけがリビングに響き渡る。



ひゅ「いやまてまてまて、え？」

にこ「ええええ！？！？！？！？」

みゆ「ちょっと待って聞いてないよ？」

にこ「え、まってまってまってまって、A？聞いてないよ？お姉ちゃんに全部報告は？どこいった？」

りほ「ちょっとまじ二人とも一回そこに正座しろ？」

るな「え、うちさっきお節介しちゃった、、、」

きり「Aちゃん！？」

ゆた「いや嘘だから、勝手に突っ走んな、人の名前使って滑んな」

『やまとの虚言ですー変態にプラスして詐欺師。もう今日口ききません』


やま「ごめんごめん間違えた、二人とも、急上昇＆歴代デート企画最高視聴回数おめでとーーーう」


おめでとー、っとパラパラと聞こえる拍手。うわ、やまとのせいで変な空気になったやん。


にこ「やぁーだ、お姉ちゃん焦っちゃったじゃん」


りほ「ねぇー？ほんとっ」


やま「いや後からかわいくいっても無駄だから。さっきの勢い取り消せないから。
とりあえずそこのガードの壁がだいぶ分厚いってことだけ分かった」




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一回そのくだりは終わってフリートークタイム。


みゆ「A、お肉とる？何食べる？」


相変わらずみゆちゃんはお姉ちゃんよりお姉ちゃんみたいだ。
というか心なしか二人とも似ている気がする。


『なんかにこ姉二人に挟まれてる気分』


なぁにそれー。ってケラケラ笑うみゆちゃん。美人やなほんと相変わらず。
瞳の色が綺麗すぎる。



ちょっと見つめすぎ、って顔を反対に向けられる。
あぁ、貴重な美少女観察の時間が。

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