一宮妹の恋物語 -1-

#35 ｸﾞﾗﾝﾋﾟﾝｸﾞ ページ36

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〈挨拶省略〉

挨拶と組み分けが決まって乗り込むやまと車。やまとを引き留めてカギを受け取る。





やま「ということでこちらやま車です！と言いたいところですが、なんと運転をAが担当してくれてます」


ありがとー。って社内に響き渡る声。


これからね、白馬に向かっていくんですが、四時間半の長丁場となります。皆さん頑張りましょうー。



やま「Aが運転できるの意外でビビった。しかも8人乗りよ」


女子で運転できるのカッコいいよねって助手席からやまと。



私の後部座席にとうあ、その隣にきりちゃん、そしてりほ姉。
そして最後尾にゆた、ぎしが乗っている。










きり「Aプライベートでもめっちゃ大きい車乗ってるよね？なんだっけ、ランクル？」


ゆたやま「「ランクル！？」」


都内で？ってびっくり顔の二人。




りほ「あれ、車変えてたよね？引っ越しに伴い」


『そうなの！さすがに今のところ道狭すぎて、、、』


今はVOLVOのXC40っていうコンパクトSUVだよーって言えば、
調べ始めるやまと


やま「おーかっこいいやん、コンパクトSUVなんだ？」



『ランクル手放したくなかったんだけど、、、さすがにね、一通とか無理よ』




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それから車内はなぜか結婚の話題に。

ぎし「Aは、いつ結婚したいとかあるの？」


『、、、お姉ちゃん達より先に？』


ぎし「何年付き合いたいとかは？」


『それもない！交際0日婚とかでも全然。』


ぎし「おーじゃあ帰りに区役所寄ってく的なサプライズもあり？」


やま「ぎし、横見てみ般若みたいなゆうたいるから。」


ゆた「映すな。」


とあ「え、実際そこってどうなんですか？ビジネスですか」

　
ゆた「ビジネスも何もまだ何もはじまってないのよ、なのにあんたたちが周りからはやし立てるから
今もこんなに距離空いちゃってんのよ。みてこれ最前列と最後尾」


しかも全く顔見えない席位置。っとぼやくゆた。



やま「ゆたAって結構挙げられたりするの嫌？」


『嫌ではないけど、あんまりこういうペアみたいなの今までなかったので戸惑いが勝つかな』


きり「テオくんは！？」


『テオ兄はみんなにあんな感じだから荒れないもん』


やま「いやでもそれって相当本気の子にもそう思われる可能性あるから不利よな」


きり「テオくんどんまい」

｟天使降臨｠

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