#24 ｷｭｳｾｯｷﾝ ページ25
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ゆた「意外ともう出会ってる可能性は？」
意図せず口に出る言葉たち。
『えぇ？うーん。交友関係は広いけど、ね。どうだろう』
ゆた「じゃあ、今目の前にいる奴は？」
あ、しまった。と思った。
これじゃ告白みたいなものだ。
『ゆた...くん？』
気づいた時には言葉になっていて
もう回収不可能。
ポカンとした顔。びっくり、驚き、不思議、そんななんとも言えない表情。
俺、こんなAのこと気になってたんだ
って初めて認識。
うわこれめっちゃだっさくね。ってちょっと頭を抱える。
どうしたー。ゆたくんってそんな冗談いうタイプだっけ？あれ、でもコラボで言ってたもんね。ってあたふたしてるA
動画内であんなにあざとキャラなのに、
この人防御力はないタイプ、か。
なんて心拍数と裏腹にどんどん冷静になっていく俺。
ゆた「、、、今は、冗談ってことにしとく」
かっこつけて、そんな言葉を吐いて
そろそろ帰ろうかって彼女の手を取る。
『え、、、うん』
帰り道は一言も喋らなかった。
繋いだ左手だけ熱を持って、今も記憶から消えない。
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『終わったー！！！！！』
みなさん！ありがとうございました！！！って笑顔なA
ゆたくん確認お願いします、寝てもいいですか、って
ヨギボーにダイブして沈んでいく。あ、死んだ。
俺たちが撮影している間もただひたすら編集し続け、お昼明けに最終版が手元に回ってきた。
それをやまとと俺が見ているわけであるんだけれども
やま「っく、、、。」
ゆた「ぶっとばす」
改めて自分の弛んだ表情を見るのはしんどい。
やま「めっちゃ顔にでるじゃんゆうた」
ゆた「なんて書いてあんの」
やま「"愛しくてしょうがない"？」
あーそうですか。はいはい。ってやまとの前からPCを取り上げる
やま「はいストップ、ストップ。これ努力の結晶だから、はい、そのままおろーす。」
いつかまた髪の毛坊主にさせてやると心に決めた。
やま「いや、めっちゃいいじゃん、編集も」
ゆた「いやよく頑張ったよ」
また目線を感じる。
ゆた「なんだよ」
やま「いやちょっとごうたがヨギボーの横で寝ようとしてるけどいいのかなって」
ゆた「は？ちょ、ごうたまじふざけんな」
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ニヤニヤと仁王立ちでカメラを構えるやまと
ひゅ「おいやまと何」
やま「しーっ」
口に添えられる人差し指。
ひゅ「あらあら可愛いことで。」
やま「これ、にこに送っとこー」
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美花(プロフ) - 名前の固定設定が『ちな』になっているので、『ちなみに』などの言葉の『ちな』が全部設定した名前に変換されてしまいます（名前がゆかだと『ちなみに』が『ゆかみに』）更新大変だと思いますが毎日更新楽しみにしています！素敵な作品ありがとうございます！ (9月3日 17時) (
レス) id: 96ed313a43 (このIDを非表示/違反報告)
れもんあいす(プロフ) - RX-00さん» コメントありがとうございます☺︎！ぜひ第二章も楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2023年4月13日 23時) (レス) id: 075d7d5319 (このIDを非表示/違反報告)
RX-00(プロフ) - 一気に読みました！このあとの展展開楽しみにしています！ (2023年4月13日 21時) (レス) id: d76f713c2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんあいす | 作成日時：2020年11月24日 19時
