魔法が使える少女 (ページ8)

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『6話らしいよ！』ページ8

ユウにぃからおろされ、ソファに座ってみんなと楽しく話していたとき
ガチャリ

？「おー騒がしいな」

リビングに入ってきたのは眼鏡をかけた男の人と、カピバラに乗った男の子だった

迅「支部長」

支部長？じゃあ、この人が林藤さん？

林藤？「お、新入りか？俺はここの支部長の林藤匠だ。こっちが息子の」
？「林藤陽太郎だ。君、可愛いね。俺と結婚したら雷神丸のお腹触り放題だよ」
『柊李沙です。ごめんな、雷神丸？っていうのか？こっちに来てる』

カピバラが私の隣に伏せしている
撫でてやるとこちらに頭をのせるのが可愛い

陽太郎「や、やるな」

なにが？やるって……

『それにしてもお前、可愛いなー』
？「ありがとう」

エ。雷神丸が喋った？島にいる動物たち限定で話せるのかと思ったけどまさか動物全般なの？

『可愛すぎる』
迅「お気に入りだな」
雷神丸「それは嬉しいこと」
『もふもふしてて可愛いな。ん？陽太郎？どうした？』

陽太郎がなぜか涙を流していた

陽太郎「雷神丸こっちにこい」
『雷神丸、いけー』

雷神丸がトコトコと陽太郎のとこに歩いていった

迅「李沙、こっちおいでー」
鳥丸「いつから名前呼びになったんですか？」
小南「そういえばそうね」
迅「部屋で話したとき」

宇佐美「私のことも栞ってよんで」
小南「私も桐絵でいいわ」
木崎「俺のこともレイジでいい」
鳥丸「俺はなんでも構わん」
『わかった……栞さん、桐絵さん、レイジさん、とりまるさん、支部長、陽太郎、そしてユウにぃ。今日からここにお世話になります』

ペコリとお辞儀をして、みんなでご飯を食べる

初めて、人と一緒に食べたご飯はとても美味しかった