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『15ですな』 ページ18

no side

ある部屋では、会議があっていた

鬼怒田「一体どうなっとるんだ!迅の妨害!精鋭部隊(トップチーム)の潰走!そして謎のトリガー使い!だが、問題は何よりも……忍田本部長!!なぜ嵐山隊が玉狛側についた!?なぜ近界民(ネイバー)を守ろうとする!?ボーダーを裏切るつもりか!?」
忍田「「裏切る」……?論議を差し置いて、強奪を強行したのはどちらだ?もう一度はっきりと言っておくが、私は(ブラック)トリガーの強奪には反対だ。ましてや、相手は有吾さんの子……これ以上刺客を差し向けるつもりなら、次は嵐山隊ではなく、この私が相手になるぞ、城戸派一党」
城戸「なるほど……ならば仕方がない。次の刺客には天羽を使う」

「天羽」……その言葉が出ると、全員が城戸の方へと目を向ける
天羽月彦…(ブラック)トリガー使いであり、単純な戦闘力ならば、迅をも凌ぐほどだ

その時、会議室のドアが開いた



李沙side
ユウにぃにここで待って置くように言われ、私は壁に寄りかかり、腕を組み、目を瞑ってジッと待つ

?「ん?おぉ!あの時にいた!」

右目を少し開け、そちらを見ると、毛むくじゃらの人と赤目の人がいた

『どうも』
?「お前名前は?俺は太刀川慶!」
?「風間蒼也だ」
『……柊李沙』
太刀川「ひーらぎか!ん?李沙?」

ひーらぎじゃなくて、柊なんだが……

『どっちでもいいだろ、呼び方なんて。好きな方で呼べばいい』
太刀川「李沙でいっか。呼びやすいし。そういえばなんでここにいるんだ?」
『ユウにぃにここで待っとけと言われた。それだけだ』
太刀川「そうじゃなくて、なんつーか……」
風間「ボーダーじゃないやつがなぜいる」
太刀川「そう!」
『私がユウにぃといたかったから、ついて来ただけだ』

まだだろうか……早くしてくれ

風間「そういえば、あの時なぜ浮いていた?」
『……魔法使いだからな、当たり前だ。話しかけないでくれ』

私はユウにぃのポケットにいる、シルクというシルラの双子の兄と視覚と聴覚を共有させる



失礼します、と言いながら会議室に入るユウにぃ

迅「どうもみなさん、お揃いで。会議中にすみませんね」

片手を上げながら言えば、タヌキが怒る

?「きっさま〜!!よくものうのうと顔を出せたな!」
迅「まあまあ、鬼怒田さん。血圧上がっちゃうよ」
?「何の要件だ、迅。宣戦布告でもしに来たか」
迅「違うよ、城戸さん。交渉しに来たんだ」

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作者名:赤根秋華 | 作成日時:2016年10月10日 23時

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