翼の場所 ページ8
瞬間、Aはソンジェに向かって平手を振り上げる。
が、あっさりとかわされてしまい、狭いソファーから転げ落ちるだけの結果となった。
うつ伏せで床に転がったAに、ソンジェは驚きの表情を見せる。
SJ「へぇ…驚いた。凄い精神力だね。やっぱ“人間じゃない”Aには効果薄いか？」
意味深なソンジェのセリフに、Aは目を見開いた。
SJ「ここ…かな？ 翼があるのは……？」
「ッ！？」
そう云ってソンジェはAの肩甲骨をスー…っと指先でなぞる。
Aは悪寒とくすぐったさに固く目を閉じる。
そしてAは背にソンジェの体重を感じると共に、耳許に彼の熱い吐息を感じた。
SJ「最初から知ってたよ。Aが人間じゃない事くらい。男たちに絡まれたのは計算外だったけど……」
言葉を切ったソンジェは、クスリと笑う。
SJ「まぁ、うまくAに声掛けれたし、その上オレを“イイ人”なんて全面的に信用してくれちゃってサ。かなり“オイシイ計算外”だったけどね」
もう、Aの耳にソンジェの言葉は届いていなかった。
頭の中はぐちゃぐちゃで、いっそのことパニックにでも陥ってくれればいいのに…と思うほどだった。
今回ばかりは、狂えない程の強い精神力を持ってしまった事を恨んだ。
SJ「キレイだろうね…Aの真っ白な翼。見れないのが残念だけど」
そう云ってソンジェは軽々とAを抱き上げる。
どこにそんな力があるのか、と疑いたくなるほどだった。
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ayatan51(プロフ) - えびねさん» いやはや…ホンマに稚拙で申し訳ないm(_ _)m ☆ペンさんに殺されないように気をつけないと（笑）らしくない2人で申し訳ないσ(^_^;) (2013年1月9日 9時) (
レス) id: cdb32cd9dc (このIDを非表示/違反報告)
えびね(プロフ) - 初ソンジェネタ書いてくれてありがと〜☆悪魔ソンジェ、いいねｗｗなによりユナクの神様が最高ｗｗ本当にお疲れさま＆ごちそうさまでした(*^_^*) (2013年1月8日 22時) (レス) id: 8941ccff96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠貴 綾
| 作成日時：2013年1月6日 13時
