カギは…“愛” ページ20
(六芒星…ヘキサグラム。所有の…印……)
この印をつけられた時、ソンジェに対してはただただ憎しみしかなかった。
自分から安らげる場所を、大切な人を…全てを奪った憎いやつだと。
だけど、カップで鏡を割った瞬間に見せたあの表情…隠されていた彼の本性を見たような気がしたのだ。
強がり、そして“悪魔”と恐れられている彼の中にある“孤独”…その彼の中の“孤独”に、Aはいつしか惹かれていた。
「報告、します……」
その時、Aの瞳からは透明な滴が零れ落ちた。
「この街を…世界を救うカギは…“愛”だと思われます」
ユナク「…A？」
「次元の違う私たち…天使と悪魔だって、“愛”を知れば一緒にいられる。やっていける」
SJ「A……」
「人間だってもっと“愛”を知れば争い事は起こらない…起こさないはずだと思うのです」
そう云い切ったA。
ソンジェを振り返れば、小刻みに震えるAの体をしっかりと抱きしめてくれる。
聞こえたのはユナクの溜息。
ユナク「…A」
そして自分を呼ぶ優しい声に、Aはソンジェの腕の中から離れてユナクの方を振り返った。
ユナク「左手を……」
そう云って差し出された手に、Aは疑問を持ちながらも云われた通りに左手を差し出す。
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ayatan51(プロフ) - えびねさん» いやはや…ホンマに稚拙で申し訳ないm(_ _)m ☆ペンさんに殺されないように気をつけないと（笑）らしくない2人で申し訳ないσ(^_^;) (2013年1月9日 9時) (
レス) id: cdb32cd9dc (このIDを非表示/違反報告)
えびね(プロフ) - 初ソンジェネタ書いてくれてありがと〜☆悪魔ソンジェ、いいねｗｗなによりユナクの神様が最高ｗｗ本当にお疲れさま＆ごちそうさまでした(*^_^*) (2013年1月8日 22時) (レス) id: 8941ccff96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠貴 綾
| 作成日時：2013年1月6日 13時
