自分の立場 ページ19
??「その印は…オレとの契約の印……」
その時、突然背後に現れそう云ったソンジェ。
「どうしてここに？」と問い出せないまま、Aはソンジェを振り返っていた。
そしてソンジェはゆっくりとAの左手に刻まれた契約の印に口吻けた。
ユナク「…やっぱりソンジェだったか」
ユナクは哀しそうな口調でそう云い放った。
顔見知りのような、そんな思わせぶりなユナクの台詞に、Aはユナクとソンジェを交互に見つめる。
2人共、どこか懐かしそうな表情を浮かべていた。
ソンジェがAの肩に手を置いた時、ユナクは言葉を続けた。
ユナク「…A、君は地上に降りた理由を覚えているよね？ 今の自分の立場を…わきまえてはいる、よね？」
瞬間、Aの体が傍目から見ても分かるほどの動揺を見せた。
そう、今…Aは視察天使としてこの地上がなぜこんなにも穢れてしまったのか、またどうすれば元に戻すことができるのか…そのカギを探す為に地上に降ろされたのだ。
ユナク「それに、君と彼は住む次元(ばしょ)が違うんだよ。一緒には…なれない」
決定的なユナクの言葉に、Aはいつの間にか手を握り締めていた。
そう、この左手のヘキサグラム…すべてはコレが始まりだった。
混乱した思考も、言い表す事のできない感情をソンジェに対して抱いてしまったことも……
Aは握り締めた左手甲につけられた印を見つめる。
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ayatan51(プロフ) - えびねさん» いやはや…ホンマに稚拙で申し訳ないm(_ _)m ☆ペンさんに殺されないように気をつけないと（笑）らしくない2人で申し訳ないσ(^_^;) (2013年1月9日 9時) (
レス) id: cdb32cd9dc (このIDを非表示/違反報告)
えびね(プロフ) - 初ソンジェネタ書いてくれてありがと〜☆悪魔ソンジェ、いいねｗｗなによりユナクの神様が最高ｗｗ本当にお疲れさま＆ごちそうさまでした(*^_^*) (2013年1月8日 22時) (レス) id: 8941ccff96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠貴 綾
| 作成日時：2013年1月6日 13時
