夏の醍醐味怪談話 ページ17
｢そして女が後ろを振り返るとそこには恐ろしい顔をした老婆がずくそばまで来ていて、口を大きく開けて女にこう言うんだ。『お前も食っちまうぞ』そう。こんな風にね！｣
｢｢｢｢｢｢｢ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！｣｣｣｣｣｣｣
老婆を再現しようと大きく口を開けて目を見開いたら本気で叫ばれたにっかり青江だよ
夏は暑いからね。この本丸はAのためにエアコンが設備されてるけど夏と言ったら怪談話かなと思ってね。粟田口を筆頭とした短刀や脇差とAを集めて怪談話をしていたところさ
｢もー、にっかりさん今の顔はやばいですよ。トラウマ覚えますよ｣
｢怖かったばい………｣
｢博多が涙目だ｣
うんうん。怖い顔を練習したかいがあったな。みんな驚いてくれたみたいでよかったよ
それは置いといて、さっきからAが微動だにしないんだけど…。表情はいつもと変わらないぼーっとしているような無表情ですイマイチ掴めない
｢A、怖かったかい？｣
『………怖かったけど、楽しかった』
ふにゃぁ
今のAにはこの効果音がぴったりだろうね。この蕩けきったような顔なんてもう最高
うちの子ほんとに可愛い
｢お前達！いつまで怪談なんてしてるつもりだ！もう就寝時間だぞ！各自速やかに部屋に戻れ！さっ、A様もお部屋に戻りましょう｣
うるさいまま長谷部の登場によりその場はお開きとなった
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ヒタ、ヒタ、ヒタ………
冷たい廊下を裸足で歩く音が聞こえてくる
足があるということは幽霊じゃないね。さっきの怪談話で眠れなくなったのかな？
『青……怖くて寝れない…』
そこには予想通りAの姿が。少々ぐずっているのか鼻をすする音が聞こえる。手には彼女が母親からもらったテディベアが
｢A、おいで。一緒に寝ようか｣
小さく頷いて小走りで駆け寄って来た小さな身体を抱きとめる。そのまま2人で1緒に布団の中へ
｢その人形はさしずめ君のお守りかな？｣
『お母さんから……貰ったもの……』
若干会話が噛み合わなくなってきているのは気のせいではないだろう。普通ならもうとっくに寝ている時間だしね。
｢もう夜は遅いし寝ようか｣
トントンと赤ん坊をあやすようにしながら彼女を寝かしつける
『おやすみ、青……』
今日もこの子が安らかに眠れますように
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ここあかぷちーの(プロフ) - Nさん» そうですね。なんだかんだいって大人な対応ができそうな鶴丸も好きです。鶴丸顔と性格大好きなんですよね (2018年8月31日 16時) (
レス) id: 8c5481c6d9 (このIDを非表示/違反報告)
N - 包容力！まさに一期一振!ほかでいうとじいさん系になりますかね？ (2018年8月24日 21時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
ここあかぷちーの(プロフ) - Nさん» セクシーいいですよねー。私はどちらかといえば包容力のあるようなキャラが好きです (2018年8月24日 17時) (レス) id: 8c5481c6d9 (このIDを非表示/違反報告)
N - そうですね！仰るとうりです。私はセクシーな男性がタイプなので、長船派にはそそられます。もうお嫁さんにして欲しい← (2018年8月21日 0時) (レス) id: c29f3ad4da (このIDを非表示/違反報告)
ここあかぷちーの(プロフ) - Nさん» そうなんですよね！長船って全体的に色気やばいですよね！ (2018年8月20日 23時) (レス) id: 8c5481c6d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここあかぷちーの | 作成日時：2017年7月14日 12時
