名探偵コナン☆5つの桜の誓い 第一章:守れなかった大切な家族

2章:mission1萩原研二を救済せよ ページ47

松田side

タワーマンションに爆弾を仕掛けた犯人が住民を人質に金を要求してきた
それが成立するまで爆弾の捜索、避難誘導は一切させないというものだった
ッチ、面倒なことをしてくれるぜ！

上からの連絡で要求をのむことにしたらしい、まぁ大勢の一般人の命を犠牲にするわけにはいかねぇからな‥‥

仕掛けた場所は二つどれも高級タワーマンションだということだった
そのうちの一つは俺の班が受け持つことになった
早急に解体を済ませ萩の方へ応援に駆け付けた避難誘導はすでに終わらせており解体班が向かったのだという
爆弾予告の時間まで残り4分足らず‥‥中々萩たちが降りてこないことに苛立ち思わず舌打ちをしながらあいつに電話をかけた

萩原【なんのようだ、松田】
松田「何をちんたらやってんだよ！萩！」
萩原【あぁ、ちょっと厄介なトラブルに巻き込まれちまったもんでなこのビルに爆弾が二つ仕掛けれていた】

はぁ？トラブルだと？しかも二つ？犯人はんなこと言ってなかったのにっチ、そっちが本命だったのか‥‥

松田【はぁ〜！？大丈夫なのかよ！爆弾は見つかったのか？】
萩原「あぁ、一つ目の奴はダミーだったが解除しておいた、だが二つ目のほうが厄介でな一般人が拘束されて爆弾に繋がれていたよ‥‥」
松田【はぁ？！一般人？！まだ避難できていない奴がいたのか！それで‥‥現状は？！】

萩原「その一般人は、お前も知ってる子だよ‥‥今は残り2分30秒だ集中したいからその子に代わってもらうから…」

俺の知っている奴が人質？しかも変わるってなんだ！？
松田【はぁ？あ、おい！！萩！！】

待っていた返事の答えが返ってきたのは別の奴の声だった
「‥‥あ、あのもしもし？松田さん？」
松田【っ！‥‥おまえ、だれだ？】
この声‥‥どこかで聞き覚えのあるような…どこだったか‥‥
おずおずと聞こえた弱弱しい声は

「えっと、外守 Aです」
松田【はぁ！巻き込まれた一般人ってお前なのかよ！！なんでそこにいるんだ？】
音信不通の兄貴の奴一人の妹だった‥‥
なんだってこいつはまた誘拐されてんだよ！！


「‥‥いや、僕も巻き込まれるとは思わなくて‥‥汗)」
松田【‥‥怪我はないのか？】
「うん、大丈夫です‥‥薬で眠らされていただけなんで‥‥」

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