名探偵コナン☆5つの桜の誓い 第一章:守れなかった大切な家族

1章:衝撃の真実と家族の再会 ページ18

今朝よりは大分身体が軽くなったのでナースコールを押すと看護婦さんが慌ててこちらにやってきて
色々診察をされた。

覚えていることを色々聞かれる
お爺ちゃんが家を爆破させたらしく、誘拐事件の犯人として逮捕されたのだという
待って‥‥色々追いつかないどいうことなの？
お爺ちゃんが誰を誘拐したって？そもそも、あの家には僕とお爺ちゃんしかいなかったんだし
と色々思考をはり巡らせていると昨日会ったお兄さんがお昼ごろ訪ねてきた

そう、未来のスコッチ「諸伏 景光」その人である
お鬚がないからただの優男にしかみえない‥‥

景光「‥‥目が覚めたって看護婦さんたちから聞いたよ…具合はどう？大丈夫？」
不安気味に俺のことを覚えてる？と聞いてきた

「えっと、昨日の夜あったお兄さんだよね？」
景光「そう！君に色々話さなくちゃいけないことがあるんだけど‥‥君のとってはすごくショックな話になると思うんだ‥‥。それでも知ってほしいんだ、本当の家族がいるということを
無理にとはいはない‥‥どうする？」

まぁ、おじいちゃんが時々「有里」と呼んでいるのを聞いているから誰かと重ねているんだろうなと思っていたし。家族関係のことはあんまり話したがらなかったから知りたい気持ちはあるけど
どうして‥‥この人が知っているのか‥‥それを知りたい

僕は、静かに頷いた
景光さんは緊張しながらも僕の身に起きたことを話してくれた

それは確かに衝撃な真実だった
お爺ちゃんは本当の家族ではない。僕が赤ん坊だったころに彼の両親を殺し妹である僕を攫って行ったのだと警察に捜索願いを出したかが手掛かりが見つからず15年の月日が流れていった
家族は５人家族で、長男の兄「諸伏 高明」は長野県の親戚に引き取られ、次男の彼「諸伏 景光」は東京の親戚に預けられた二人とも警察官を目指しながら僕をずっと探していてくれたらしい

生まれた時に額に痣があるのを知っていたため、それを目撃したときに妹だと確信を得たのだという
僕は物心ついた時にはもうすでに誘拐犯と一緒に暮らしていたのだという

頭がパニックになりそうだ…なんだこの情報量の多さ
つまり、本当は外守家に生まれたのではなく、長野県の諸伏家に長女として生まれて間もなくして誘拐事件殺害事件に巻き込まれて家族のことを知る間もなくノコノコ暮らしていたそいうことだな

だから、昨日スコッチをみたとき初めて会った気がしなかったのかと納得がいく。

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