名探偵コナン☆5つの桜の誓い 第一章:守れなかった大切な家族

序章:緊迫のカウントダウン ページ15

外守「それ以上近づくな…さもないと爆弾を爆発させる
本当は有里が生まれた今日の午後四時半に仲良く旅たつつもりだったんだがな…」
景光「そういえばあの遠足の日有里ちゃん言ってたよお父さんと喧嘩したって「もうこんな家帰らない」って家を出てきたってね」

その一言が引き金となり外守は起爆装置を襲うとするが瞬発力で景光が蹴り上げてスイッチを遠ざけ伊達は眠っているAを守るように抱きかかえる
景光が取り押さえようとするが、それより早く外守がスイッチを押してしまう

カチッ

降谷「ふぅ！」
松田「上出来、上出来♪」

外守「な、なんで爆発しない！！」
景光(危な‥‥)
伊達「解体‥‥間に合ったようだな‥‥」

景光「そして有里ちゃんはそのあと言ってましたよ「遠足から帰ったらお父さんに謝んなきゃ」ってね」

外守「‥‥涙)」
伊達に妹を託して俺は犯人の外守さんを連行するため階段を降りると下でみんなが待っていた
松田「お、うまくいったみてーだな」
萩原「ばっちり避難させてきたのに骨折り損かよ‥‥」
外守「今、何時だい？」
諸伏「え？午後4時29分だけど‥‥」

外守「すまなかったな‥‥坊や、君の大切な妹を勝手に娘にして育ててしまって
貴重な時間を過ごさせてやれなかった

あの世で親御さんに詫びを入れてくるわ」

急に外守さんが呟いたので何かと思えばどぉおんとさっきいた二階が爆発して炎が燃え上がった

「「「「っ？！！」」」
降谷「ば、爆発！？」
松田「2階にもあったのかよ！！」

みんなが爆発に気を盗られている隙に外守さんは燃え上がる炎の中に駆け出していった
あの人死ぬつもりだと思った時考えるより先に行動に出ていた

伊達「よせ、諸伏！！」
松田「もう、間に合わねぇ」
萩原「引き返せ！！」
降谷「景〜！！お前、せっかく妹に会えたのに死ぬ気か！？」

下でみんなの制止の声が聞こえるだが、俺がここでやめたら絶対に後悔すると思う
景光「表、桜！！」
松田「何言ってんだよ‥‥表に桜なんか咲いて‥‥っ！」

俺の言いたいことが分かったのか、俺が言ったのはマツダが持っている桜の旗のこと
それを下で引いて待っててくれば！

俺は外守さんにおいついて肩に担いだ

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