序章:座敷童 ページ6
イゾウside
俺は16番隊隊長の「イゾウ」だ‥‥。
ここ数日で不可思議な現象が起きていると部下から報告が上がってきている
・誰も居ないはずの部屋で一人でに扉が開閉されたり
・何か物音がするときは、ひんやりとした空気を感じとったりする
・殺気とか情報が荒らされたとかそいう報告はない
・食べ物が少しだけ減る 野良猫や鼠の類ではない。
・念のため船内を捜索したが人の気配や、動物ではない。
・仕事を中断してその場を離れるといつの間にか終わっている
・親父の部屋には毎晩何者かが訪れ朝になれば体調が回復している
悪いことがなくて、いい報告が多い中で見えない誰かがやっているという恐怖から
正体を突き止めてほしいと俺に依頼をしてきたのは隊長たちだ。
その原因のもとがわかれば少なくとも対策は練られるだろうが‥‥
イゾウ「目に見えないもので…自分たちにとってメリットになる…か」
思い浮かぶのは昔ワノ国で聞いたうちの一つで「座敷童」っていう妖怪の類の話だが‥‥
姿とかを見てねぇんで確信もねぇことはいえねぇな‥‥
なんて思いながら部屋で煙草を吸っていると
マルコ「イゾウ‥‥いるかい？」
イゾウ「マルコか‥‥入っていいぜ」
ガチャリと開けてきた客人はとても珍しい人物だった
晴れた顔ではなく、不可解な顔をしているこれはまた何かあったな
イゾウ「どうした？」
マルコ「あぁ、実はよぉ今日もまた起こったんだよい」
イゾウ「今日はなんだったんだ？」
マルコ「俺たちの隊が洗濯していたのは知ってるよな？」
イゾウ「あぁ‥‥俺たちは甲板で訓練してたからな」
マルコ「洗い物だけ終えて飯を食ってから干そうということになって洗い終わったものをそのままにしてその場を離れて戻ってきたら、すでにすべての洗濯物が干し終わっていたんだよい
誰かが代わりにやってくれたのかと聞いたら誰もやってねぇっていうんだよい。
それだけじゃねぇ、俺がコーヒーと軽食を取りに数分離れただけで既に溜まっていた書類が終わっていたんだよい…
文字の筆跡は隊員の誰のものでもなく、見覚えのない綺麗な筆跡だったよい
しかも間違っていた計算とかも全て手直しされていた
これをみてどう思うよい？」
イゾウ「…なるほど、今日はマルコの隊か…」
顎に手を当てて考える
聞けば聞くほど例の件に当てはまるような気がしてならねぇ
マルコ「親父が毎晩和服姿の子供を見ると言ってたよい」
決まりじゃねぇか…
イゾウ「マルコ、そいつはぁ「座敷童」だ」
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蒼陽(プロフ) - mikittyさん» コメントありがとうございます。明日は早出の仕事なので後日更新しますので楽しみにしていてください！ (2022年8月10日 23時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 続編楽しみに待っています！ (2022年8月10日 22時) (レス) @page50 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - 水無月弥生さん» ありがとうございます。熱は下がっているんですが咳がまだ続きますね今月は外に出られないので家にいますが月末あたりに更新できたらいいなと思ってます (2022年3月22日 19時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
水無月弥生(プロフ) - え！？辛い中メモありがとうございます。咳と鼻水辛いですよね,いつまでも待ってますので今はどうかご自愛くださいm(*_ _)m (2022年3月22日 17時) (レス) @page35 id: 9fe8b56f99 (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - りささん» ありがとうございます。仕事が忙しくて…中々更新できずすみません←言い訳）なるべく早めに更新しますね！ (2022年3月16日 20時) (レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼陽 | 作成日時：2021年10月26日 13時
